地球と7代先のこどもたちを元気にしてゆく情報発信サイト
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東京新聞 2011.12.21

 製材所の敷地に積み上げられた樹皮の山を見る千葉製材所の千葉喜之助社長=12日、福島県南相馬市

 福島県の製材所などで製材時に出る樹皮や木くずが放射性物質に汚染され、少なくとも1万6千トン程度が処分できず、保管されていることが21日、分かった。各地で牛肉の出荷停止に発展するなど問題となった汚染稲わらの2倍以上に相当する膨大な量。東京電力福島第1原発事故が原因とみられ、稲わら同様、他県に問題が拡大する恐れもある。

 樹皮などは震災がれきと異なり、処理費用に国の補助はない。福島県木材協同組合連合会に加盟する約200社は東電に保管や処理費用の賠償請求を順次開始、年内に請求を終える方向。
(共同)

 

食品安全委員会は今年7月には内部被曝と外部被曝合わせて生涯100ミリシーベルトと言っていた。しかし、10月に放射線審議会が年間総被曝量1ミリシーベルトの達成は困難とするや、急遽、外部被曝を切り捨て、内部被曝のみで生涯100ミリシーベルトに変更する。これはとてもご都合主義な決定だった。

今回の厚労省の新基準案はこの食品安全委員会の答申をふまえ、その”枠”いっぱいいっぱいまで”生かした”もので、経済側へは100%配慮、安全側へは無配慮という厚労省らしい作りになっている。
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福島県へ旅行に行きましょう!

福島県へ旅行に行きましょう!


2011年3月11日以降、日本国内では色々と信じられない状況が続いている。
食べて応援、放射性瓦礫の拡散などである。

そして、燃料の行方がわからいと公言しておきながらの冷温停止状態の公言と、原発事故収束宣言。
それをうけて、我が国の観光庁がとんでもないことをホームページに掲載し、国民に推奨している。

福島県へ旅行に行きましょう! ~「福島第一原子力発電所の事故の収束に向けた道筋」(「工程表」)におけるステップ2の完了を受けて~
という見出しのつけれれたこのウェブページ。
内容は以下のとおりである。

——–以下転載————————–
 本日、野田佳彦内閣総理大臣から、「東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」(いわゆる「工程表」)におけるステップ2(原子炉の「冷温停止状態」の達成)を完了した旨の発表がありました。

 観光庁としても、福島第一原子力発電所が「冷温停止状態」になった事実を国内・海外に発信してまいります。
また、平成23年度第3次補正予算により、東北地方全体を博覧会場と見立て、地域や民間の様々な取組みを連携させ、統一的な情報発信等を行う「東北観光博」等国内観光振興の取組みを実施するとともに、訪日外客を着実に回復させるための取組みも実施してまいります。

 福島県からは、今後、ありがとうキャンペーンや若者を対象としたスキー場のリフト券無料化など様々な取組みを実施し、全国の皆さんをお迎えしていきたいと伺っています。

 全国の皆さん、是非、福島に旅行に出掛けて下さい。福島が元気にならなければ、東北地方、さらには日本全体の元気はありません。福島県の被災された地域の方々の心情に配慮しつつ、観光で日本を元気にするという気持ちで、一緒に取り組んでまいりましょう。

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→ 環境庁ホームページ(魚拓)

福島県環境放射線モニタリング調査(観光地)結果について

福島県環境放射線モニタリング調査(観光地)結果について

福島県環境放射線モニタリング調査(観光地)結果について


そして、12月16日にこの調査結果が公表されている。
福島県内の276ポイントで調査を実施。
須賀川市・東都郡山カントリー倶楽部の駐車場は毎時1.0マイクロシーベルト。クラブハウス入口で0.79マイクロシーベルト。
桑折町・半田山自然公園の駐車場で毎時1.1マイクロシーベルト。アスレチック広場遊歩道で毎時1.7マイクロシーベルトである。

→ PDFファイル

いったい、この国は何を考えているのだろうか?
情報の入らない人々はこの場所に観光に行くことになるだろう。特にアスレチック広場は子供が遊ぶ場所である。
国民が声を上げるしか、状況を変える手段はない。

 

2011年11月22日 中日新聞より

長浜で放射線量測定 市民団体、県公表値より高め

長浜で放射線量測定 市民団体、県公表値より高め


中日新聞が11月22日に伝えた内容によると、15基の原発が乱立し、原発銀座と呼ばれる福井県の敦賀原発から30キロ圏に位置する滋賀県長浜市において、市民団体の「見張り番」滋賀(高島市)や原発を知る滋賀連絡会(大津市)など3団体が21日、長浜市木之本町など同市北部地域の放射線量を測定した。

 

3団体が計測するのは5回目で、高島市以外の計測は初めてだという。

 

長浜市の落合武士市議(プロジェクト21)の要請を受けて実施。小学校5校の校庭と現在停止中の県のモニタリングポストが設置されている2カ所を測定。県が公表する毎時0・048マイクロシーベルトより高い0・2~0・25マイクロシーベルトだったが、同団体が高島市で測定した時も同様の数値だったという。

ウクライナ製などのガイガーカウンターは初期設定で毎時0.3マイクロシーベルトで警報のアラームがなる仕様となっている。

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東京新聞 2011.12.18
 福島第一原発から半径八十キロ圏内の空間放射線量は七月からの四カ月間で平均約一割減ったことが、文部科学省の航空機モニタリング調査で分かった。同省は、放射性セシウムの半減期を考慮した減少と風や雨などの自然要因による効果と分析。全体では減っていたが、一部の河川の河口付近では逆に増えている場所もあった。

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2011/12/16 19:30 【共同通信】

掃除機のちりからもセシウム検出 岩手、千葉にも拡散

掃除機のちりからもセシウム検出 岩手、千葉にも拡散


共同通信によると、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響を調査している市民団体「福島老朽原発を考える会」が16日、岩手、福島、千葉県などで住宅の掃除機のゴミに含まれるハウスダスト中の放射性セシウムを分析。
その結果、岩手県一関市や千葉県柏市でちり1kgに換算して6000ベクレルが検出されたと発表した。

福島市のハウスダストからは放射性セシウムが最大で1万9500ベクレルを検出。

生物濃縮や都市濃縮だけではなく、家庭内濃縮も間違いなく進行している。

また、岩手、福島県で3~22歳の男女20人の尿検査をしたところ、12人から微量のセシウムが検収された。
放射性核種について、尿から検出された数値の約150倍が体内中に存在すると言われている。

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産経新聞 2011.12.15
 高知県は15日、土佐湾沖で取れたカツオから1キログラムあたり2・17ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。7月の定期検査開始以降、高知県のカツオから放射性物質が検出されるのは初めて。漁業振興課は「半減期からみて福島原発事故の影響だろう。規制値の約230分の1で、健康への影響はない」としている。
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【群馬】 長野原のソバから60ベクレルのセシウム検出

12月 15th, 2011 | Posted by nanohana in 1 放射能汚染 | 1 食品 - (0 Comments)

 2011.12.15
 県は14日、県内11市町村で12日に採取した農作物21品を検査した結果、長野原町のソバから1キロ当たり60ベクレル、東吾妻町のユズから同24ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。暫定規制値(同500ベクレル)は下回った。
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週プレNEWS2011.9.12

東日本大震災と福島第一原発事故の発生から半年が経過した9月11日、東京電力は「避難されている方々に1日も早く帰宅いただけるよう全力で取り組んでいく」とする西沢俊夫社長の談話を発表。原発事故の収束に関して、工程表の「ステップ2」の目標である「放射性物質の放出が管理され、放射線量が大幅に抑えられている状態」を来年1月までに目指すと表明した。

以前、東電が発表した1~4号機の廃炉計画では、圧力容器と格納容器すべてを水で満たし、溶け落ちた核燃料を回収する「水没法」が提案されている。しかし、そのためには原子炉施設全体に生じた無数の穴やヒビ割れをふさがなくてはならず、この前段階作業だけでも10年では終わらないと予想されている。つまり、東電が表明した目標に反し、今後も当分の間は放射能の“垂れ流し状態”が続くことを覚悟するしかないのだ。

それだけではない。実は公的機関が発表している放射線量の数値で、不可解な動きが計測されているのだ。それは、7月末から8月にかけて発生した放射線量の大幅な上昇。3月の事故直後から、事態の深刻さをネット上での論文発表などで訴え続けてきた日沼洋陽工学博士はこう解説する。

「私は福島第一原発1~3号機のいずれかで、メルトダウンした核燃料が連鎖的に核分裂する『再臨界』が発生し、4月以降では最大量の放射性物質が施設外へ漏れ出したと考えています。時期は7月28日から31日頃と、8月19日から21日頃の2回。放射物質の大量流出は、発表数値が実際よりも低めではないかと疑われている東京都や横浜市の線量測定データからもはっきりと読み取れる科学的事実です」
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Web 本の雑誌 2011.12.

永久保存版 肉も野菜も魚もこれで安心 放射能を落とす下ごしらえ
『永久保存版 肉も野菜も魚もこれで安心 放射能を落とす下ごしらえ』
椎名 玲
中央公論新社
1,260円(税込)

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毎日新聞 2011.12.
 県は9日、県営の5下水処理場の汚泥から1キロ当たり68~29ベクレルの放射性セシウムを、このうち3下水処理場からは同10~4ベクレルの放射性ヨウ素を検出したと発表した。採取日は11月21日~12月1日。
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2011.11.16

測定結果報告1 【牛乳について】

【牛乳について】

まず、日本と世界の基準値を比較して下さい。
その上で、「危険か」「大丈夫か」は、各ご家庭で判断して下さい。

日本の暫定基準値 200ベクレル/kg
ウクライナ(チェルノブイリ被災地)の基準値 100ベクレル/kg
WHO(世界保健機関)の基準値 10ベクレル/kg
ドイツ放射線防護協会が提言する数値 子供4ベクレル/kg 大人8ベクレル/kg

注意・・・全て牛乳(乳飲料)の基準値です。他の食品は異なります。

上記の通り、現在の日本の牛乳の基準値は200ベクレル/kgですので、
199ベクレル/kg以下の牛乳は市場に出回っていてもよいということになります。
下記、今までの牛乳の測定結果です。
勿論、セシウムの検出されない牛乳もありますが、
今回は身近にセシウム入りの牛乳は売られているということを知って頂く為、
セシウムの検出があった商品を中心に報告致します。

商品名: 明治おいしい牛乳
製造者: ㈱明治 東京都江東区新砂1-2-10
購入先: 福島県安達郡大玉村 プラント5大玉店
測定結果: 全セシウム 26ベクレル/kg

商品名: メグミルク牛乳
製造者: みちのくミルク㈱本社工場 宮城県大崎市岩出山下野目字八幡前60-1
購入先: 福島県安達郡大玉村 プラント5大玉店
測定結果: 全セシウム 39ベクレル/kg

商品名: 森永牛乳(宅配専用の180ml瓶)
製造者: 東北森永乳業㈱仙台工場 宮城県仙台市宮城野区港1丁目1番地9
購入先: 福島県二本松市 ヨークベニマル二本松インター店
測定結果: 全セシウム 18ベクレル/kg

商品名: まきばの空
製造者: 東北森永乳業㈱仙台工場 宮城県仙台市宮城野区港1丁目1番地9
購入先: 福島県二本松市 ヨークベニマル二本松インター店
測定結果: 全セシウム 15ベクレル/kg

商品名: 毎日の食卓3.6牛乳(セブン&アイ)
製造者: みちのくミルク㈱本社工場 宮城県大崎市岩出山下野目字八幡前60-1
購入先: 福島県二本松市根崎1丁目7-1 二本松竹根通りセブンイレブン
測定結果: 全セシウム 38ベクレル/kg
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ECO JAPAN 2011.12.9

金子 憲治(日経エコロジー)

落葉や降雨に伴い、森林近くの放射線量が増加する場合がある。福島県内では本格的な除染が始まったが、場所によっては効果に限界も見える。

「近くの森林で葉が落ちる時期は地上1mの空間線量が上がる。マスクを着用したほうがいい」――

福島県南相馬市内で除染の実証事業に取り組む日本原子力研究開発機構・原子力人材開発センターの天野治氏は、こう警告する。6月以降、減少してき た地上1mの空間線量が9月以降、微増に転じている。山間部以外ではこうした変化はないという。漸減傾向であることを加味すると、新たに加わった放射性物 質は、従来の1.7倍になっている可能性があるという(下のグラフ)。

■南相馬市内山間部(橲原、馬場地区)の放射線量の推移

南相馬市が公表している放射線量のデータを基に地点ごとの推移を見ると、山間部は漸減傾向から横ばいか、微増に転じている
南相馬市役所ウェブサイトデータより作図
出所:中山 弘

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首相官邸ウェブサイト チェルノブイリ事故との比較

首相官邸ウェブサイト チェルノブイリ事故との比較

首相官邸のウェブサイトがある。

http://www.kantei.go.jp

そのサイト内の「首相官邸災害対策ページ」から3つ階層を下がったところに「チェルノブイリ事故との比較」というページが存在する。

このページは事故から約1カ月後の4月15日に公開されたもので、東京電力福島第一原子力発電所事故とチェルノブイリ原子力発電所事故を比較する内容なのだが、どう見てもチェルノブイリ事故による死亡数が極めて少な過ぎるのだ。

このウェブサイトは首相官邸の公式ホームページであり、日本政府の見解ということになる。その見解の中で、日本政府はチェルノブイリ事故による健康被害を殆ど認めていない。
この先に日本で起きる健康被害も同じように認めないという布石に見えるのだが、それは考え過ぎだろうか。

 

チェルノブイリ原発内での被ばくでの死亡者は28名

最初に「原発内で被ばくした人数」を比較し「チェルノブイリでは、134名の急性放射線障害が確認され、3週間以内に28名が亡くなり、その後現在までに19名が亡くなっているが、放射線被ばくとの関係は認められない」としている。
つまりチェルノブイリ原発内での被ばくで亡くなったのは28名である。

 

清掃作業に従事した方(リクビダートル)は死亡者ゼロ

次に、事故後に清掃作業に従事した人については、「チェルノブイリでは、24万人の被ばく線量は平均100ミリシーベルトで、健康に影響はなかった」としています。
つまり、清掃作業での被ばくによる死亡者はゼロということである。

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2011年12月9日 日刊ゲンダイ

 

放射線測定器「文科省は数値改ざんを要求してきた」

日刊ゲンダイ 記事


日刊ゲンダイのインターネット版Gendai.Netに12月9日に掲載された記事によると、福島の小学校への放射線測定器を設置を進めていたアルファ通信が11月中旬に「測定器の欠陥」や「納期遅延」を理由に文科省から契約を解除された。

しかし、アルファ通信の豊田勝則社長(66)は「解除された真相は全く違う」と反論。

アルファ通信は10月上旬に行政関係者立ち合いのもと福島第一小学校で公開設置も行っており、もし「測定器が欠陥」であれば其の時点で指摘できたわけであり、「納期遅延」についても、その原因は文科省サイドにあるという。

両者のやりとりの中で確かに600台中、130台の納品が遅れた。しかし、それは文科省が無理な仕様変更を迫ったからで、その仕様変更の内容とは計測した数値を計算するソフトウェアを実際の計測より2割程度低くなるように要請したというのだ。

納品が決まっていた測定器は米国製で、他の測定器に比べ数値が高くでる、というのが文科省の言い分である。

世界仕様の測定器のソフトウェアの設定を無理くり補正しようとしたのだ。

 
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火山学者の早川由紀夫氏が教授職に就いている国立大学法人群馬大学。
早川氏のTwitter上での放射能関連の発言に対して訓告が出たことで一躍ちゅもくが集まっているが、実は国立大学法人群馬大学(学長 高田邦昭)と独立行政法人日本原子力研究開発機構(理事長 岡﨑俊雄)は、平成22年3月5日付けで連携協力に関する協定を締結していた。

「国立大学法人群馬大学と独立行政法人日本原子力研究開発機構との連携協力に関する協定」の締結について

「国立大学法人群馬大学と独立行政法人日本原子力研究開発機構との連携協力に関する協定」の締結について

→ 元ページ
→ 魚拓

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nanohanaではこれまでキノコの汚染にかかわる情報を発信し続けてきました。
キノコはセシウムを高度に濃縮して、たいへん高い値の汚染が見つかる代表的な作物だからです。

とくにキノコのみならず、その”畑”ともいえる原木や菌床の流通状況にも注目していました。
福島県は原木・菌床用おが粉ともに全国1位の生産地で、それらは日本各地に広く流通しているのです。
8月初頭、徳島県の第3セクターが福島県から取り寄せた菌床からセシウムが検出され、汚染原木・菌床の流通実態が始めて知られ、衝撃が走りましたが、それまで(~8月12日)の間、福島県産の原木・菌床は何の規制もなく自由に流通していました。
また茨城、群馬など、福島県以外の汚染地域産の汚染原木は、8月12日以降も規制なしにずっと流通し続けています。
このときまでに流通した原木がどこにどのくらい渡っていたのかはほとんどわかっていません。

10月6日に林野庁は汚染原木の基準値を150ベクレルと定め、止めていた福島産の原木流通を解禁しました。キノコはセシウムを3倍に濃縮するということで、150ベクレルの原木からは450ベクレル程度の毒キノコが育つことになります。

こうして、キノコに関する限り、その”畑”とも言うべき原木などを流通させてしまっているので、全国どこからでも汚染キノコが出荷される可能性があり、もはや産地で安全性を判断することが不可能になってしまいました。

そしてついに、青森県から福島産の汚染原木が見つかりました。
やはり汚染原木は流通していたのです。
しかも3790ベクレルという激しい汚染です。
この原木からは計算上は11000ベクレル超のキノコが育つはずで、
食べるはおろか、触るのさえはばかられるレベルといえます。

このまま、汚染された原木が全国に流通し続けると、
全国のキノコが汚染されてしまいます。

8月までに流通した福島産原木の追跡調査、汚染地域各県からの同様の調査が必要です。
そして、150ベクレル以下でも、汚染された原木などを流通させないように、基準を改めることが必要です。

全国の生産地には、汚染地域産の原木・菌床を買わないように、使わないように、過去にさかのぼってチェックしていただくことがぜひ必要です。そして、できれば原木・菌床の産地を明記し、セシウム検査をして数値をつけた上で販売していただきたいと思います。

nanohana記

2011.12.8

十和田のシイタケ原木、規制値超すセシウム--福島産 /青森

◇県、使用自粛を指示

県は7日、十和田市深持地区のシイタケ生産者が所有している福島県産のナラの原木から、暫定規制値(1キロ当たり150ベクレル)の約25倍、3790ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。この生産者は原木2000本を購入したが、いずれの原木でもシイタケを生産していない。県は原木をシートで覆い、使用を自粛するよう指示した。
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スポニチ 2011.12.8

基準値超えに福島知事謝罪 二本松市長は怒りの会見

福島県産米から国の暫定基準値を超える放射性セシウムの検出が相次いでいる問題を受け、佐藤雄平知事は8日「(コメの出荷の可否を判断する)モニタリン グ調査で一日も早く安全性を確認し、早期出荷に結び付けたいと思ったのも事実。結果として生産者、消費者に大変な心配をかけ痛恨の極みだ」と謝罪した。同 日の県災害対策本部会議で述べた。

知事は「空間放射線量の高い地域でのモニタリング方法について、多くの専門家の意見を聞く必要があったと反省している」と検査態勢の不備を認め、国や大学などと協力して基準値超えの原因究明を進める意向を示した。

福島、伊達両市に続き、7日に基準値超えが判明した二本松市では、三保恵一市長が記者会見。「これまで国や県には全袋検査を求めてきた。このようなことになり、憤りを感じる」と話した。

記者会見する福島県二本松市の三保恵一市長=8日午前、二本松市役所
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J-CASTテレビウォッチ 2011.12.8

明治の粉ミルク「ステップ」から放射性セシウムが見つかり、製品の回収が急がれている。最大で1キロ当 り30・8ベクレルと暫定基準値(200ベクレル)を大きく下回るが、原料の9割は海外産、1割は北海道なのになぜ混入されていたのか。

ただちに明治に連絡し素早い対応

セシウムが検出された粉ミルクを生産していたのは埼玉・春日部市の工場で、乾燥工程で高温にした外気を使う。3月12日~14日(2011年)の福島原発の爆発事故のあと生産されたもので、この段階で汚染を取り込んだとみられている。

明治が製品を検査したのは3月21日で、この時は検出されなかったため異常なしと判断し、その後も検査は月に1回程度だった。回収対象になっ たのはそれ以前の3月14日~20日に製造されたものだった。混入を突き止めたのは福島・二本松市の真行寺の副住職・佐々木道範さんだった。NPO法人 「TEAM二本松」の理事長でもある。全国から募ったカンパで約500万円の微量放射能測定装置を購入し、独自に食品の検査を行っている過程で粉ミルクが 引っかかった。

お寺は原発から約50キロ。妻と4人の子どもと住んでいるが、「毎日、外部被ばくをしている福島の人たちだからこそ、食べ物ではゼロであって ほしいな」という思いからの活動だった。佐々木さんは「びっくりして、なんとか赤ちゃんの口に入らないように」と明治に連絡。明治も素早く対応した。
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