最大で25万3000ベクレル/kgの放射性セシウムが含まれる花粉の飛散に備えて
今年のスギ花粉には最大で25万3000ベクレル/kgの放射性セシウムが含まれる可能性があることを、林野庁が2011年12月27日に公表している。
スギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果について(中間報告)
ありがたいことに筆者は花粉症ではないので、身体の感覚で花粉の到達を知ることはできない。しかし、ソーシャルメディアや友人たちの話では、すでに花粉に反応した症状が出始めているようである。
街中に25万ベクレルの花粉が飛び交っているかも知れないのである orz
2012年度版の花粉飛散予想
林野庁 / スギ・ヒノキ花粉に関する情報
2011年12月27日、林野庁は「スギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果について(中間報告)」として、スギ雄花に含まれる放射性セシウム濃度の中間調査結果を公表した。
調査地点は、福島県他15都県のスギ林、182箇所。詳細は以下の通りである。
・福島県内は132箇所
・栃木県、群馬県7箇所
・茨城県6箇所
・宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県3箇所
・青森県、岩手県、秋田県、山形県、山梨県、静岡県2箇所
調査期間は平成23年11月25~平成24年1月31日となっている。今回の公表は福島県内87カ所の測定結果が公表された。
今回の中間調査の結果判明した放射性セシウムの濃度は最高で25万3000ベクレル/kgとなる。
花粉の放射能汚染度の高い順位で見ると以下の様になる。
1位:福島県双葉郡浪江町小丸 25万3000ベクレル/kg
2位:福島県双葉郡双葉町大字新山 12万5000ベクレル/kg
3位:福島県双葉郡浪江町室原 7万8700ベクレル/kg
4位:福島県南相馬市小高区金谷 7万5000ベクレル/kg
5位:福島県双葉郡浪江町室原 7万2000ベクレル/kg
6位:福島県相馬郡飯舘村比曽 5万7600ベクレル/kg
と嘆いていても状況は改善されないので、日常的にできる花粉対策アイテムについまとめてみたいと思う。
愛知県以北でサバイバルを心がけている人ならマスクは必須であることを前提にするので、まずは花粉用メガネを紹介しよう。
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<関連リンク>
森林における放射性物質の分布状況