放射性物質拡散予想
~放射能から身を守るためのページ~
福島第一原発の1号機、3号機、4号機が爆発し、2号機の原子炉主要部の損壊により4つの原子炉破損し、核燃料の後処理のロードマップの目途も立たない状況が続いています。
目に見えない放射能への対策は『情報』しかありません。
ここに飛散する放射能を可視化するために必用な情報の確認先をまとめます。
自身を、そして大切な人を守るためにご活用ください。
スイスの気象会社Meteomediaが公開してくれている、放射性物質の拡散予測です。
ちなみに今はなくなってしまったドイツ気象庁の拡散予想と同様に、大量に放出された場合を想定して計算された拡散予想です。
アニメーション内の放出物と同量の物質が放出されているわけではありません。
しかし、風向きによってどのように拡散するかの目安にはなります。
■拡散予想アニメーションの画面説明
したの映像は「ふくいちライブカメラ」による、東京電力福島第一原子力発電所のリアルタイムの映像です。
かなりの割合で、画面上の4号機と4号機右側にある共用プールあたりから大量の白煙(水蒸気)が発生します。
この白煙(水蒸気)が確認された翌日、翌々日に、風下エリアの地区で放射線量の上昇が確認されます。
スイスのMeteomediaによる拡散予想と併せて確認し、該当エリアに居住の場合は注意して日常を過ごしてください。
小さなお子様、女性はマスクを着用するなどの対応をお薦めします。
【LIVE Fixed Camera】Fukushima Daiichi NPP(presented by TBS/JNN)
★JNNが東京電力福島第一原子力発電所の山側に設置した放送用高感度HDカメラからの映像を、ライブ配信しています。
★配信は、放送スケジュールやメインテナンスなどのために、予告無く、中断することがあります。
★夜間や現場の天候で、原発が見えにくくなる事があります。また、ネットワークの影響で、お使いになっているシステムから映像が見えなくなる事があります
★映像に関するお問い合わせには、一切お答えできません。
→
福島第一原発が立地する福島県浜通り付近は、海霧という霧が発生しやすい場所です。
現地の映像に白煙や水蒸気に見えるものが確認された場合、こちらの注意報もあわせてご確認ください。下記の情報に「浜通り 注意報があります」となっていた場合はそちらが最新の情報となります。
福島県にある福島県原子力センター福島支所の敷地内で福島県原子力センターがゲルマニウム半導体検出器で測定を行ってデータを公開している。
爆発事故から1年以上が経過する現在でも、たとえば2012年1月2日にはセシウム合計で432メガベクレル/平方キロメートルが検出されている。
→ 福島県による定時降下物環境放射能測定結果
下記にない地域の方はこちらの全国の放射線量確認先まとめに全国の放射線モニタリングスポットの情報から探してください。
■福島県(相双:飯舘村) 空間線量率グラフ
※飯舘方面は放射能漏れ時に風が流れやすいポイントです。これは原発事故前から周知であり文科省はルートにそってモニタリングポストが設置されているのが確固たる証拠ですので有事には注目することを薦めます。
その他の地域はこちらからご確認ください。
■福島県立医科大学敷地内の外気放射線量リアルタイム計測値
■福島県いわき市内郷内町桜本の放射線量!Fukushima
■福島市放射線測定(Fukushima City)
■放射線測定@福島県飯舘村
原発爆心地から大量の白煙(水蒸気)が放出された翌日、翌々日に風下にあたる地域で、降雨があった場合、放射性物質を含んだ雨が降る場合があります。
下の雨量情報を確認し、上記の放射線量に急激な上昇が計測された場合は、外出に十分注意してください。
大量の雨に濡れた場合は、できるだけ早くシャワーを浴びることをお薦めします。