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読売新聞によると、福島県産のコメの放射性物質を検査する全袋検査が8月25日に、福島県二本松市で始まったということである。

記事によると、検査するコメはベルトコンベヤーに載せられて検査機に通され、1袋につき約10秒で検査を行い、規制値である1キロあたり100ベクレルを超えるかどうかを判定している。

記事内では、上記のような検査が行われ「すべて不検出だった」としているが、0ベクレルだったのか、それとも100ベクレル以内のいずれかの数値だったのかは明記されていない。

つまり不検出とは、100ベクレルには達していなかったということになる。

記事のタイトルは「福島でコメ全袋検査…すべて不検出、関係者安心」であるが、果たして消費者はこの福島県産のコメを「安心」して食べることができるのだろうか?

はなはだ疑問である。

→ 福島でコメ全袋検査…すべて不検出、関係者安心 / 読売新聞

 

相模原市が実施している市民からの持ち込み食品の放射性物質検査で、神奈川県横浜市が販売元となっている乾燥うどんから、放射性セシウム134が30Bq/Kg、同137が43Bq/Kg、合計で73Bq/Kgが検出された。

現在nanohanaスタッフが詳細情報を相模原市役所に問い合わせをしたところ、使用している小麦の生産地も横浜ということである。

販売メーカーについては、行政がおこなっている検査なので販売側の都合も考慮すると教えられないということなので「放射性物質検査は消費者が出来る限り汚染された食品を食べないようにするのが目的のはず、それならば検査結果で汚染が確定した食品についてはメーカーや商品名などを公開するのが、役に立つ情報発信といえるのではないか」と伝えて電話を切った。

横浜市産の小麦は、やはり注意が必要である。

どうしても詳細な情報を知りたい方は直接相模原市役所衛生試験所(電話:)までお問い合わせを。

 

検査結果

簡易検査の結果、50Bq/Kgを超えた場合、確定検査を実施し、確定検査の結果を表示しています。

検査日 区分 検査品目 生産地等(注1) 放射性セシウム134(Bq/Kg) 放射性セシウム137(Bq/Kg) 放射性セシウム(注2)
(Bq/Kg)
特記事項
7月2日 流通食品 玄米 福島県大沼郡会津美里町(生産地) 不検出
(3.1未満)
不検出
(2.7未満)
不検出
(5.8未満)
-
7月2日 自家生産食品 シカ肉 神奈川県相模原市 6.2 9.4 16 -
7月2日 流通食品 胚芽米 山形県(生産地) 不検出
(3.1未満)
不検出
(2.3未満)
不検出
(5.4未満)
-
7月2日 流通食品 ほうれん草 栃木県日光市(生産地) 不検出
(2.6未満)
不検出
(3.1未満)
不検出
(5.7未満)
-
7月3日 自家生産食品 製茶 静岡県田方郡函南町 不検出
(0.70未満)
1.0 1.0 確定検査実施(注4)
7月4日 自家生産食品 福島県喜多方市 不検出
(3.1未満)
不検出
(2.7未満)
不検出
(5.8未満)
-
7月4日 流通食品 発酵乳酸カルシウム 群馬県高崎市(販売者所在地) 不検出
(4.1未満)
不検出
(3.7未満)
不検出
(7.8未満)
-
7月4日 流通食品 きゅうり 埼玉県(生産地) 不検出
(3.2未満)
不検出
(2.9満)
不検出
(6.1未満)
-
7月4日 流通食品 ちくわ 東京都中央区(販売者所在地) 不検出
(2.7未満)
不検出
(2.1未満)
不検出
(4.8未満)
-
7月6日 自家生産食品 じゃがいも 神奈川県相模原市 不検出
(2.7未満)
不検出
(2.6未満)
不検出
(5.3未満)
-
7月9日 流通食品 もやし 栃木県宇都宮市(生産地) 不検出
(2.9未満)
不検出
(2.3未満)
不検出
(5.2未満)
-
7月9日 流通食品 みかんジュース 愛媛県松山市(販売者所在地) 不検出
(3.8未満)
不検出
(2.5未満)
不検出
(6.3未満)
-
7月10日 自家生産食品 ブルーベリー 神奈川県相模原市 3.8 不検出
(2.4未満)
3.8 -
7月10日 自家生産食品 乾燥どくだみ 神奈川県相模原市 23 不検出
(17未満)
23 -
7月10日 流通食品 小麦粉 神奈川県伊勢原市(販売者所在地) 4.5 不検出
(3.7未満)
4.5 -
7月11日 自家生産食品 じゃがいも 群馬県渋川市 不検出
(2.5未満)
不検出
(2.6未満)
不検出
(5.1未満)
-
7月11日 流通食品 味噌 神奈川県相模原市(販売者所在地) 不検出
(2.1未満)
不検出
(2.1未満)
不検出
(4.2未満)
-
7月12日 流通食品 小松菜 東京都(生産地) 不検出
(2.4未満)
不検出
(2.4未満)
不検出
(4.8未満)
-
7月12日 流通食品 人参 静岡県(生産地) 不検出
(3.0未満)
不検出
(3.2未満)
不検出
(6.2未満)
-
7月12日 自家生産食品 なす 神奈川県相模原市 不検出
(3.1未満)
不検出
(2.9未満)
不検出
(6.0未満)
-
7月12日 流通食品 春菊 群馬県渋川市(生産地) 不検出
(2.6未満)
不検出
(2.8未満)
不検出
(5.4未満)
-
7月13日 流通食品 すいか 神奈川県横浜市(生産地) 不検出
(2.6未満)
不検出
(2.8未満)
不検出
(5.4未満)
-
7月13日 流通食品 ピーマン 千葉県(生産地) 不検出
(4.4未満)
不検出
(4.4未満)
不検出
(8.8未満)
-
7月13日 流通食品 なす 神奈川県横浜市(生産地) 不検出
(2.8未満)
不検出
(2.9未満)
不検出
(5.7未満)
-
7月13日 自家生産食品 じゃがいも 神奈川県相模原市 不検出
(2.8未満)
不検出
(2.5未満)
不検出
(5.3未満)
-
7月18日 流通食品 製茶(注5) 東京都中央区(製造者所在地) 不検出
(9.7未満)
21 21 -
7月18日 流通食品 製茶(注5) 静岡県島田市(製造者所在地) 13 不検出
(7.6未満)
13 -
7月18日 流通食品 乾燥うどん 神奈川県横浜市(販売者所在地) 30 43 73 確定検査実施(注4)
7月19日 流通食品 麦茶(注5) 東京都渋谷区(製造者所在地) 不検出
(8.2未満)
不検出
(8.7未満)
不検出
(17未満)
-
カッコ内の数字は検出限界値(注3)を表す。
  • (注1)流通食品は製造者・販売者等所在地、自家生産食品は生産地を依頼者の申告に基づき表記。
  • (注2)放射性セシウム-134と放射性セシウム-137の合計値。
  • (注3)検出限界値とは検査機器が正確に測定することが可能な最小値を表す。
  • (注4)お茶の検査は製茶の状態で簡易検査を実施し、その結果が50Bq/Kgを超えた場合、飲用の状態で確定検査を実施。その他の食品は簡易検査の結果が50Bq/Kgを超えた場合、確定検査を実施。
  • (注5)製茶及び麦茶は乾燥した茶葉の状態で検査を実施。製茶と麦茶は飲用の状態で飲料水の放射性セシウムの基準値10Bq/Kgが適用されるが、乾燥した茶葉の状態で検査を実施し、検査結果が150Bq/Kgを下回れば、飲用の状態で10Bq/Kgを下回ることが確認されている。

過去の検査結果

参考

「食品衛生法に基づく、食品中の放射性物質に係る基準値」

  • 飲料水(飲用茶を含む) 10Bq/Kg
  • 牛乳・乳児用食品 50Bq/Kg
  • 一般食品 100Bq/Kg

 

 

JTの名で知られる日本たばこ産業は、4月から国産葉タバコの放射性セシウムの自社独自基準値を1キロあたり500ベクレルから100ベクレルへと引き下げた。

産経ニュースの報道によると、農家からの購入前や製造段階などで合計4回の放射能測定検査を行っているという。
検査対象は、以前の検査で放射性物質が検出された地域である、岩手と山形の一部、宮城、福島、茨城、栃木、千葉の5県となる。

 

 

大手コンビニチェーン店のローソンでは、2012年2月1日から中部地域以北の全ての青果加工・集荷センター(2月の時点で16カ所)に放射線量計を導入して自主検査を行っている。

 

導入した測定器はNaIシンチレーションサーベイメーターで、ヨウ化ナトリウム(NaI)の結晶(タリウム含む)を検出器として利用しており、原理は、放射線が結晶のなかで発する蛍光を測定する放射線測定器。主としてガンマ線の測定に用いられる。

検査方法については、ローソンウェブサイトによれば、「青果加工・集荷センターに入荷される青果を対象に、毎日・全品目のサンプリング検査を実施しています。商品で線量計の計測器部分を覆うようにして計測します。」ということで、検査している様子は以下の写真のとおりである。

そして気になるのは、放射能が検出された食材の対応についてだが、やはりウェブサイトに記載がある。それによれば、「国の制定する暫定基準値を超えた放射性物質が検出された場合は出荷停止いたします」ということで、やはり独自の基準ではなく国の基準に準ずるという残念な取り組みであった。

検査結果は同ウェブサイトに公開していくということであるが、国の基準値(500ベクレル)を超えていないものは公開しない内容になっており、残念だがやはり役には立たない。

→ ローソンのローソンの放射性物質検査体制について

 

市民団体「横浜の子どもたちを放射能から守る会」の有志ら約30人がボランティアで運営する「横浜市民測定所」が横浜市磯子区と相模原市南区の2カ所に5日オープンする。

ホームページ上で予約の上、検体を郵送すると約10日で結果のデータが送られてくる。代金は1検体3千~5千円。

測定所のHPはhttp://www.ycrms.net

元記事は 産経新聞 2012.3.5

 

2012.2.25 によると

山崎製パンこだわりパン工房「もっちパン」1キログラム当たり約300ベクレルの放射性物質が検出されている。

製造所固有記号は「YY2」で、
山崎製パン横浜第二工場(神奈川県横浜市都筑区)で作られたもの。

同サイトは、麦はコメより汚染が激しく注意が必要と呼びかけている。

この情報は
2012.2.25

 

小鹿野町の住民有志が、民間出資で購入した機器で放射線測定を行う「私達(たち)の未来測定所・秩父おがの」を町内に開設した。
 測定は午前10時~午後3時。休みは月、金曜。1回1時間3000円で1~2品を測定する。1万円で4回測定できるチケットもある。要予約。問い合わせは田島代表(090・9328・4563)へ。

この情報は 読売新聞 2012.2.15

 

埼玉県の越谷市は3月から市民向けに放射線測定器を貸し出す。
2月20日から申し込みの受け付けを開始する。
貸し出し対象は市内に住む20歳以上の人、市内の事業所、自治会。時間は平日の午前9時から正午、午後1時から4時の半日単位。
貸し出し機材はHORIBAのRadi 5台(4月以降は10台)

<問い合わせ>越谷市環境政策課TEL963・9186。20日からの申し込み専用電話はTL963・9187。

この情報は とーよみネット 2012.2.14

 

新潟県では一般家庭を対象に無料で食材の放射能検査をはじめる。
新潟市中央区上所2の県消費生活センター(025・281・6001)
長岡市新産2の県環境衛生中央研究所(0258・46・7151)で15日から、
上越市下門前の上越環境科学センター(025・543・7664)で22日から、
それぞれ電話予約を受け付ける。
予約と検査の受付時間は、土日と祝日を除いた午前9時から午後4時。
検査は受付開始日の1週間後から。

予約後、みじん切りにした食材を1リットル程度持ってゆけば45分程で検査結果が出る

この情報は   2012.2.9

 

「冷温停止状態」にあるはずの東京電力福島第一原発で異常な事態が進行している。
1月27日には45度だった2号機原子炉底部の温度が徐々に上がりはじめ、5日午後4時には71.7度となり、10日で25度以上も上昇した。このため東京電力は、6日午前1時半ごろに、原子炉への注水量を1時間当たり1トン増やして、10.6トンとする対策を取ったが、6日午前7時で73.3度を記録し、再臨界の防止対策として、原子炉へのホウ酸水注入準備を2月6日午後9時30分頃から始めた。

 

東電から報道関係者に送られた緊急発表

────────────────────────────────────
東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────
報道関係各位

本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。

○2号機原子炉圧力容器下部温度については傾向監視を行っているところですが、本日(2月6日)夕方の定例会見でもご説明させていただいておりますように、炉心スプレイ系からの原子炉注水量について約3[m3/h]の増加操作(給水系配管からの注水量は変更なし)を実施します。
○再臨界の防止対策として、念のため、原子炉へのホウ酸水注入準備を午後9時30分頃より実施しており、今後、ホウ酸水注入終了後、原子炉注水流量変更操作を実施する予定です。(本日午後9時現在の原子炉圧力容器下部温度は、70.4℃:参考値)
○また、ホウ酸水注入準備からホウ酸水注入終了まで、約4時間程度を見込んでおります。
○原子炉注水流量変更操作の操作実績につきましては、操作実施後、改めてご連絡いたします。
○なお、評価を詳細に進めているところではありますが、本日(2月6日)実施した2号機原子炉格納容器ガスサンプリングにおいて、現時点でキセノン135は検出されておりません。
○本メールには返信できませんのでご了承ください。
以 上

 

→ 2号機原子炉 高温の状態続く
→ 福島2号機の冷却「政府も対応」 温度上昇で細野原発相
→ 1月13日にはこんな記事も 「福島第1原発2号機温度計の一つが100度超え 計器不良か

 

そして2月6日の深夜1時から2時のふくいちライブカメラで、4号機付近からたちのぼる白煙が観測された。

風向きはふくいち現地から太平洋に向かう風。
nanohanaの放射性物質飛散予想のページで福島、茨城、神奈川、東京の環境放射線量を確認できるが、目立った線量の上昇は確認されていない。

 

 

東海渡井クリニックHPより

医療機関である東海渡井クリニックが運営する放射線リスクリサーチセンターでは、椅子型ホールボディカウンターによる「甲状腺」、「体幹部」の内部被ばく検査費用について、お子様を対象とした特別料金による検査を開始いたしました。
5分間という短時間で、「甲状腺」、「体幹部」の内部被ばく検査を同時に行います。
サービス詳細:http://www.rrrc-tokyo.jp/

 


(続きを読む…)

 

NHK 2012.2.1

飲料用の牛乳について放射性物質の検査を行うべきだという声が上がっていることから、大手乳業メーカーなどが加盟する業界団体は、今月、東北や関東など17の都と県にあるおよそ180の工場を対象に飲料用の牛乳の検査を実施すると発表しました。

この記事の続きは NHK

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一般社団法人 日本乳業協会 牛乳における放射性物質検査計画について

 

琉球新報 2012.1.30

 沖縄本島南部の小学校給食に使われた長野県産のエリンギから、東京電力福島第1原発事故由来と断定できる1キログラム当たり1・12ベクレルの放 射性セシウムが検出されたことが29日までに分かった。キノコ類の国の暫定基準値は1キログラム当たり500ベクレル。測定・分析した琉球大機器分析セン ターの棚原朗准教授は「直ちに人体に影響が出る数値ではない」と話している。県内の学校給食の食材から、原発事故由来の放射性物質が検出されたのは初め て。
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ダイヤモンド・オンライン

【第9回】 2012年1月30日 週刊ダイヤモンド編集部

福島第1原子力発電所事故による放射能漏れで、食を取り巻く環境は一変した。国が安全宣言を 出したあとに暫定規制値を超過する食品が流出するなど、公的検査の信頼性が失墜するなか、食品関連企業は独自に放射能検査を始めた。食の安全はいったい誰 がどう保障するのか。ずさんな食品放射能検査体制の実態を明らかにする。(「週刊ダイヤモンド」編集部 鈴木洋子)
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 2012.1.27

 川口市は26日、2月20日から簡易放射線測定器を市民向けに貸し出すと発表した。側溝付近など、放射線量が高いとされる場所での測定が、今月末で一段落することから、所有する35台のうち10台を貸し出す。記録用紙を回収し、データを集積するという。

 2月13日から電話による受け付けを始める。貸し出しは月~金曜日で1日単位。3月29日までの受け付け電話は048・259・9027~9029。4月3日以降は048・242・6352~6354。【鴇沢哲雄】

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 2012.1.26

 結城市は25日、放射線量測定器の無料貸し出し体制を強化することを決めた。結城ロータリークラブから同日、測定器計4台(計約50万円相当)を寄贈され、市所有の測定器が7台に増えたことを受けた措置。

 同市は昨年5月、県から測定器1台を配布され、6月には2台を購入。同月14日から問い合わせのあった市民に2台を無料で貸し出してきた。しかし、市内の学校、幼稚園など公共施設を優先して放射線量を測定していたため、市民が利用できない時もあったという。

 今後は市広報を通して7台を市民に貸し出す。また、公共施設の雨どいの下や排水溝などの放射線量測定を実施しており、国の暫定規制値(高さ0・5メートルで毎時0・23マイクロシーベルト)を上回る場所は除染を実施する予定。

 結城ロータリークラブの四宮英男会長は「子どもや市民のために放射線量測定器を活用してもらいたい」と話した。測定器購入に当たっては、結城市と友好都市の福井市にある福井あじさいロータリークラブからも寄付があったという。【宮本寛治】

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KFB福島放送 2012.1.25

いわき市は放射線量計の個人向け貸し出しを27日からスタートさせる。

市民をはじめ市外から避難している住民も対象に申し込みを受け付ける。

貸し出しは1回の申請で1人1台、最長3日間となる。

原則として個人対象だが、PTAやNPOなどの団体は活動内容を審査した上で複数台を3日間以上貸し出しが可能だ。

文部科学省から貸与された684台を活用する。

堀場製作所製で1台12万5千円、市販品の中でも比較的精度は高いという。

事前に電話などで予約し貸出時に取り扱いを説明する。

運転免許書、保険証などが必要。

また線量値を記入する専用用紙を配布する。

市は市内各所のより多くの線量値をデータとして集めたいとしており、同課は「自宅や庭など身近な生活空間を測定できる環境を整えると同時にデータ収集にも協力してほしい」などと呼び掛けている。

問い合わせは同課電話0246(22)1204へ。

この記事は KFB福島放送 

 

 2012.1.24

 新潟市の篠田昭市長は23日、2月1日から、一般市民や自治会、企業向けに、放射線の空間線量を測る測定器の貸し出しを開始すると発表した。自宅やその周辺などの線量を自分で確かめたいと希望する個人、団体向けで、同日から予約受け付けを始める。

 測定器は「NaIシンチレーションサーベイメータ」で、1台約40万円。市が学校などの空間線量を測る際に使用しているものと同じ測定器という。各区に1台ずつ計8台を配備する。窓口は各区総務課で、貸出期間は2日間。2月1日から2、3両月の予約を開始する。4月以降の分は前月1日から予約受け付けとなる。貸出料は無料。

 問い合わせは市環境対策課(025・226・1381)。【小林多美子】

この記事は  

 

 2012.1.24

 小美玉市は2月1日から、東京電力福島第1原発事故に伴う放射線被害の不安解消に向け、市内で取れた農産物や学校給食の放射線量測定を始める。今月25日から市役所農政課、同環境課(0299・48・1111)で電話受け付けを開始する。

 本庁舎内に放射性ヨウ素131と同セシウム134、137を同時に測定できる「食品放射能測定システム」機器(高感度シンチレーションスペクトルメーター)を設置。市内出荷農産物や家庭菜園など自家利用農産物の測定を希望する市民に対し、受け付け順に無料で検査する。1検査1時間を予定。学校給食も市内2カ所の学校給食センターで調理の前日に食材を納品し、安全性を確認したものだけを給食に利用する。民間保育園や幼稚園の給食も希望に沿って検査を実施する。【福沢光一】

この記事は 

 

茨城新聞 2012.1.24

東京電力福島第1原発事故を受け、高萩市は23日までに、市民生活部内に「放射線対策室」を設置した。専門家がアドバイザーを務める市民窓口として放射線に関する相談や測定器の貸し出しなどを行う。

同室には専任の職員や臨時職員など7人を配置。今後、専門家として非常勤の外部有識者が加わる。市民向け放射能測定装置の運用や、要望を受けた家庭の線量を測定する「訪問検査」なども行う。

市は昨年5月、「放射線安全確保対策チーム」を立ち上げ、環境衛生課職員らが通常業務と兼任し、放射線対策に取り組んできた。市は同室の設置により「より分かりやすく専門的に市民の不安を解消したい」としている。

この記事は 茨城新聞

 

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