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さんが 2011/12/22 にアップロード

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ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2011.12.22

「ストレスで疲れ果てました」と、1歳半の男の子を持つ若い母親がいう。食品の放射線汚染が気になるので、安全を確認したものだけを食べさ せたいと思い、そのために1日のかなりの時間を割いているという。ときどき、西日本に引っ越したいと真剣に考えるが、夫の仕事もあってなかなか行動には移 せないと語った。

REUTER

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2011年12月22日15時0分付で「食事からセシウム、福島は東京の8倍 厚労省調査」という見出しでリリースされた記事がある。

記事は平均的な1日の食生活から摂取される放射性セシウムの量が福島県では東京都に比べ8倍になるという調査結果を厚生労働省の研究班がまとめたことを伝えているのだが、そのあとにこう続くのである。

この東京の8倍ものセシウムを含んだ食事を1年続けた場合の人体への被曝線量(つまり内部被曝量)は0.0193マイクロシーベルトであり、年間の被ばく線量許容値である1ミリシーベルトを大幅に下回ると。

 

つっこみどころ満載の展開である。。

まず何故、日頃から公表に際し使用している単位であるマイクロシーベルトを使わないのか、が気になる。
0.0193ミリシーベルトは、つまり19.3マイクロシーベルトである。

行政機関の調査なので、おそらく最低リスクの数値を採用しているだろうとしても、年間に19.3マイクロシーベルトの内部被曝である。

次のつっこみどころは、年間許容量1ミリシーベルトである。
朝日新聞では、この基準の出所を「食品の新基準をつくる際に設定している」と誤魔化しているが、これは事故前の外部被曝量の基準値である年間1ミリシーベルトに由来するはずだ。

つまり、この記事を書いた記者とそれを容認した朝日新聞は、食品の退部被曝と外部被曝の年間許容値を同列に扱い、それを1ミリシーベルト、つまり1000マイクロシーベルト以下である(から大したことないよ)と、読者心理の誘導を行っている。

これは、今の日本の状況において、許すまじ悪行である。

→ asahi.com 元記事
→ 魚拓 (元記事削除の場合はこちら)

 

そして、さらにである、さらに最後には放射性カリウムと事故由来の放射性セシウムを同列に扱い、「元来自然の中にもこれだけの核種が存在しています。数十ベクレルの食品はざらにありますから、ご安心を」の路線で締めくくっている。

さて、聡明な読者はこれについてどう思われるだろうか?

朝日新聞への意見は、以下のお問い合わせフォームから伝えることができる。

→ 朝日新聞 ご意見フォーム

 

ウィキペディア

ユーリ・バンダジェフスキー(Yury Bandazhevsky) (ベラルーシ語: Юрый Бандажэўскі / Juryj Bandažeŭski, ロシア語: Юрий Иванович Бандажевский / Yuri Ivanovich Bandazhevski1957年1月9日- )は医師・病理解剖学者。チェルノブイリ原発事故においてセシウムの人体への影響に関する実証的な病理学研究を先駆的に行ったことで知られる。
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2011.12.22

ミンスクにおける子供の疾病について驚く報告。2008年のものです。http://d.hatena.ne.jp/eisberg/20111219/1324309477より

ミンスクにおける子どもの疾病経過

2008年4月20日(日)23:26発表

チェルノブイリ – 17年後

「汚染されていない」地域において明らかな疾病の増加

1997年から2001/2002年にかけて、ミンスク市のある病院が異なる家庭環境の子ども達を対象に定期的な健康調査をおこなった。長くミンスク市に住んでいる家庭の子ども(ミンスクグループ)と、チェルノブイリ事故後にミンスク市に移住させられた家庭の子ども(移住グループ)を比較した。

いずれのグループでも、疾病の増加は愕然とするほど明白である。移住グループの子ども達における影響は、より深刻である。

このことは以下のデータが裏付けるものである。
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子どもと未来をつなぐ会・町田 2011.12.9

低線量被ばくの可能性が考えられる気になる症状を相談できるお医者様のご紹介です。

反核医師の会代表世話人、府中診療所所長

児島徹医師

理解あり、被爆者を診て来た経験あり、福島第一原発事故由来の被ばく問題にもお母さんたちの声に真摯に耳を傾けている医師

府中診療所(京王線府中駅から徒歩5分)

TEL

児島徹医師は火曜日と金曜日の午前中の診療です。

診療時間内にまずはお電話でご相談でも大丈夫です。

「『子どもと未来をつなぐ会・町田』健康調査担当/有馬理恵から紹介された」と伝えて頂くと話しが早いです。

 

中日新聞 2011.12.19

チェルノブイリ原発事故以来、母親の思いに応える

チェルノブイリ原発事故(1986年)をきっかけに食品の放射能検査を始め、役目を終えて休止していた静岡市葵区の市民団体「プラムフィールド」 の汚染測定室が、福島第一原発事故を受けて検査を再開した。当時の子どもが親世代になるほどの歳月を経て再び起こった「レベル7」。当初からのメンバーは 「本当は検査なんて必要ない暮らしが理想なのに」との思いを抱えながら、母親や農家など全国からの依頼に向き合っている。 (並木智子)

母乳、井戸水、茶、ジャガイモ…。「検査は1月末までいっぱい。最近は新米が多いかな。何度も依頼する方もいますよ」。「静岡放射能汚染測定室」 代表の馬場利子さん(58)が言う。10年ほどのブランクを置いて再開したのは6月。会費を払った会員から測定依頼を受け付け、現在の会員数は再開当時の 2・5倍以上、220人に膨れあがった。

検出するのはセシウム134と137。料金は会員の種類によって3000~5000円と、民間の検査機関に比べ割安だが、「放射性物質」とひとく くりにせず、「それが母親が知りたいことだから」とそれぞれ小さな数値を丁寧に拾う。検出最小限界は1キログラム当たり3ベクレル。長時間かかるため一日 2検体が限度という。

再開には葛藤もあった。23年前は「(輸入食品より)国内のものを食べる生活になれば」との思いで始めたのに、検査結果によっては、福島や静岡の ものを食べないというデータを与えることにもなりうる。だが、「子どもの安全を守るために、知りたい人と情報を共有する」と母親としての純粋な思いを貫い た。

「こんな日が来るなんて何のためにやってきたのかショック。でもパニックにならず、起こっていることをちゃんと見ないといけない」と馬場さん。結 果は原則公開。幸い、検査で高い数値が出ることはほとんどないといい、会員からは「安心した」との声が多い。セシウムが若干検出されても実際に口にする量 や時間の経過で軽減することなどを伝え、冷静な対応を訴えている。

測定室ができたのは、チェルノブイリ事故の2年後。乾燥パスタなど輸入食品の安全性を知るために浜松市内で始めた。約10年間続けたがセシウムが検出されなくなり、2000年に活動を休止していた。

「測る必要のないことがいい世界ですよね」とは思うが、放射性物質と食の関係を長期的に見届けるため、向こう3年は測定を続けるつもりだ。

問い合わせは同測定室=電054(209)2021=へ。

 

2011.12.17

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お元気ですか?私たちは沖縄に移住し、 父、 妹は茨城に残っています。

私は確実に被爆をしています。症状がかなりでています。主に甲状腺が腫れたり、鼻血  じんましん 免疫力低下などです。

自分でもびっくりするくらい体に異常が起きていて、あのまま茨城にいたら、近い将来 死んでいたかもと  沖縄の医師に言われました。
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北海道新聞 2011.12.15

放射性物質の独自検査開始 給食食材で札幌市教委


細かく刻み、容器に入れたダイコンを測定器にかける北海道薬剤師会公衆衛生検査センターの職員
 札幌市教委は15日、市内の学校給食で使う道外産の野菜などを対象にした放射性物質の独自検査を始めた。16日に使用する予定の埼玉県産の長ネギと神奈川県産ダイコンを抽出検査している。結果は15日夕、発表する。給食食材の独自検査は道内では札幌が初めて。
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2011年11月22日 中日新聞より

長浜で放射線量測定 市民団体、県公表値より高め

長浜で放射線量測定 市民団体、県公表値より高め


中日新聞が11月22日に伝えた内容によると、15基の原発が乱立し、原発銀座と呼ばれる福井県の敦賀原発から30キロ圏に位置する滋賀県長浜市において、市民団体の「見張り番」滋賀(高島市)や原発を知る滋賀連絡会(大津市)など3団体が21日、長浜市木之本町など同市北部地域の放射線量を測定した。

 

3団体が計測するのは5回目で、高島市以外の計測は初めてだという。

 

長浜市の落合武士市議(プロジェクト21)の要請を受けて実施。小学校5校の校庭と現在停止中の県のモニタリングポストが設置されている2カ所を測定。県が公表する毎時0・048マイクロシーベルトより高い0・2~0・25マイクロシーベルトだったが、同団体が高島市で測定した時も同様の数値だったという。

ウクライナ製などのガイガーカウンターは初期設定で毎時0.3マイクロシーベルトで警報のアラームがなる仕様となっている。

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 2011.12.17
◇弁護団「趣旨を曲解」

 福島第1原発事故を受け、郡山市立小中学校に通う子ども14人と保護者らが同市に、子どもたちの「集団疎開」などを求めた仮処分申請で、地裁郡山支部は16日、申し立てを却下する決定を下した。
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2011/12/16 19:30 【共同通信】

掃除機のちりからもセシウム検出 岩手、千葉にも拡散

掃除機のちりからもセシウム検出 岩手、千葉にも拡散


共同通信によると、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響を調査している市民団体「福島老朽原発を考える会」が16日、岩手、福島、千葉県などで住宅の掃除機のゴミに含まれるハウスダスト中の放射性セシウムを分析。
その結果、岩手県一関市や千葉県柏市でちり1kgに換算して6000ベクレルが検出されたと発表した。

福島市のハウスダストからは放射性セシウムが最大で1万9500ベクレルを検出。

生物濃縮や都市濃縮だけではなく、家庭内濃縮も間違いなく進行している。

また、岩手、福島県で3~22歳の男女20人の尿検査をしたところ、12人から微量のセシウムが検収された。
放射性核種について、尿から検出された数値の約150倍が体内中に存在すると言われている。

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みんなでがんばろう日本HPより転載 応募期間 2011.12.7~2012.1.15

助成事業

一時転居サポート

福島県にお住まいのお子さままたは妊婦がいるご家庭に対しての、一時転居に関わる費用の助成
一時転居サポート
新しい生活へ一歩踏み出す決心をされたお子さまをお持ちのご家族や妊婦のみなさまへ。慣れ親しんだ場所を離れても、お子さまと安心して落ち着いた生活ができるよう、転居と転居後の生活で必要な引越費用や生活必需品などにかかる費用をサポートいたします。
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東京新聞 2011.12.16

県内の学校給食放射線検査は? 15市、大半で独自厳格実施

 県教育委員会は、学校給食の食材に含まれる放射性物質の検査態勢を強化するため、検査機器を導入することを決めた。文部科学省が十七都県を対象に、一定基準以上の機器を導入した場合、購入費の補助を決めたことを受け、九日に助成申請した。国の方針と県内の検査態勢の現状をまとめてみた。
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河北新聞 2011.12.13

避難先のアパートで長女とこたつに入り、パソコンに向かって「自主避難母の会」の仕事をする中村さん

 福島第1原発事故による放射能汚染の心配から子どもと一緒に山形県内に自主避難している母親たちの集まり「山形自主避難母の会」が、精力的な活動を展開している。仕事のため福島にとどまる夫と離れた二重生活で抱えた不安要素を集約し、負担軽減への目配りを行政当局に働き掛ける。自主避難者同士が交流するコミュニティーも既に開設し、避難先で安心して暮らせる環境づくりを目指す。
 山形県内では約1万3000人が避難生活を送っており、原発から一定の距離がある中通り地方などからも相当数が自主的に避難している。夫を福島に残して母子で避難するケースが多いのが特徴だ。
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沖縄タイムス 2011.12.14
 【名護】名護市の比嘉恵一教育長は13日の市議会一般質問で、東京電力福島第1原発の事故を受け、学校給食の食材に含まれる放射性物質を独自に検査する方針を明らかにした。すでに準備を進めており、必要な機器を購入、または賃借し、チェック体制を強化するという。検査開始の時期については今月中に判断する。東恩納琢磨氏の質問に答えた。
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日経ビジネスオンライン

藍原 寛子プロフィール】 バックナンバー 2011年12月14日(水)

TEAM二本松で行われている食品測定

乳児向け粉ミルク「明治ステップ」から、1キログラム当たり最高で30.8ベクレルの放射性セシウムが検出され、メーカーの明治(東京都)が、対象の40万缶の無償交換を始めたというニュース。福島県内にも衝撃が走った。

粉ミルクの検査は、厚労省が7月から8月にかけて、市販品25種類を対象に実施済みで、その検査では放射性セシウムは検出されなかったからだ。さらに今回、セシウムを最初に検出したのは、明治でもなく、国県など公的に検査を行っている行政側でもなく、震災以降活動を開始した、できたてほやほやのNPO(非営利団体)である「TEAM二本松」(佐々木道範理事長、福島県二本松市)だったからだ。福島県内をはじめ、全国各地で次々に市民放射能測定所が開所しており、市民の活動が注目を集めることになった。

明治が発表した翌日、TEAM二本松のメンバーや佐々木さんを訪ね、話を聞いた。
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ダイヤモンド・オンライン

週刊・上杉隆
【第203回】 2011年12月8日 上杉 隆 [ジャーナリスト]

「粉ミルクからセシウム」
またも最初の報告は市民団体から

「子どもと女性を守ろうとしない国家(政府)は必ず滅びる」

明治の粉ミルクからセシウムが検出されたという共同通信発のニュースは、強烈な無力感を筆者にもたらした。

本コラムの読者ならばすぐに察しがつくだろうが、相も変わらずこのニュースも、最初に調査したのは政府やマスメディアではなく、市民団体(NPO法人・チーム二本松「市民放射線測定室」)である。
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2011.12.9


沖縄・波の上ビーチに集う避難者たち

「あの日の放射線量がどれだけ高かったかを知ったとき、そして うちの子が粒子を吸い込んで外部被曝だけでなく内部被曝もしたかもしれないと気づいたとき、なぜ誰も危ないと言ってくれなかったのかとものすごく腹が立ち ました。事故そのものよりも、そちらのほうがよほど私にはショックでした。」

オーストラリアのThe Age紙に、福島第1原発事故からの放射能を避けて東京から沖縄に脱出した人たちにインタビューした記事が掲載されました。

以下、さんのご好意の翻訳をお届けします。記事の中でインタビューされている竹野内真理さんは翻訳家で、肥田舜太郎さんとご一緒に、『』(ラルフ・グロイブ, アーネスト・スターングラス著)を翻訳なさっています。

もとの英文記事はこちら
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首相官邸ウェブサイト チェルノブイリ事故との比較

首相官邸ウェブサイト チェルノブイリ事故との比較

首相官邸のウェブサイトがある。

http://www.kantei.go.jp

そのサイト内の「首相官邸災害対策ページ」から3つ階層を下がったところに「チェルノブイリ事故との比較」というページが存在する。

このページは事故から約1カ月後の4月15日に公開されたもので、東京電力福島第一原子力発電所事故とチェルノブイリ原子力発電所事故を比較する内容なのだが、どう見てもチェルノブイリ事故による死亡数が極めて少な過ぎるのだ。

このウェブサイトは首相官邸の公式ホームページであり、日本政府の見解ということになる。その見解の中で、日本政府はチェルノブイリ事故による健康被害を殆ど認めていない。
この先に日本で起きる健康被害も同じように認めないという布石に見えるのだが、それは考え過ぎだろうか。

 

チェルノブイリ原発内での被ばくでの死亡者は28名

最初に「原発内で被ばくした人数」を比較し「チェルノブイリでは、134名の急性放射線障害が確認され、3週間以内に28名が亡くなり、その後現在までに19名が亡くなっているが、放射線被ばくとの関係は認められない」としている。
つまりチェルノブイリ原発内での被ばくで亡くなったのは28名である。

 

清掃作業に従事した方(リクビダートル)は死亡者ゼロ

次に、事故後に清掃作業に従事した人については、「チェルノブイリでは、24万人の被ばく線量は平均100ミリシーベルトで、健康に影響はなかった」としています。
つまり、清掃作業での被ばくによる死亡者はゼロということである。

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