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電力需給:政府今夏試算「6%余裕」伏せる
毎日新聞 2012.1.23

 今夏の電力需給について「全国で約1割の不足に陥る」と公表した昨夏の政府試算について「供給不足にはならない」という別の未公表のシナリオが政府内に存在したことが、分かった。公表した試算は、再生可能エネルギーをほとんど計上しないなど実態を無視した部分が目立つ。現在、原発は54基中49基が停止し、残りの5基も定期検査が控えているため、再稼働がなければ原発ゼロで夏を迎える。関係者からは「供給力を過小評価し、原発再稼働の必要性を強調している」と批判の声が上がっている。
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東京新聞 社説 2012.1.20

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)再稼働への安全評価が妥当とされた。だが、その不透明な審査には、大いに疑問が残る。なぜ国民にもっと丁寧な説明が、できないのだろうか。
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意見聴取会、別室公開に=原発ストレステストで-経産相
時事通信 2012.1.20

 枝野幸男経済産業相は20日、原発のストレステスト(耐性評価)をめぐる意見聴取会について、今後は別室にモニターを設置して公開する方針を明らかにした。原子力安全・保安院が18日に開いた聴取会で、反対派市民の会場への乱入などにより混乱が生じたのを受けた措置。傍聴者を会場に入れない姿勢を改めて示した形だ。
 経産相は、判断の事情を「同室で公開するのが望ましいが、議事妨害や委員に詰め寄るという状況が生じた」と説明。議論の環境を整えるためにやむを得ないと強調した。
 一方、再稼働に慎重な委員が意見聴取会の欠席を示唆する発言をしていることに対しては「科学的に安全なのかどうか、私も知りたい。意見があるなら出席して指摘してほしい」と求めた。(2012/01/20-13:39)

この記事は 時事通信

 

2012年1月19日午前8時22分

福井新聞によれば、関西電力大飯原発3、4号機のストレステスト(耐性評価)の1次評価をめぐり経済産業省原子力安全・保安院が18日、「妥当」との素案を示したものの、耐性評価だけでは再稼働の判断材料として不十分としている福井県や地元おおい町は、暫定的な安全基準が必要とする従来の姿勢を崩していない。現状で再稼働の行方は見通せないままだという。

以下は、記事からの引用である。

原発の再稼働 までの流れ

原発の再稼働 までの流れ

県内で1次評価を提出済みの原発は関電と日本原電の計5基。ただ、西川知事は「机上のシミュレーションでしかなく、結果を再稼働判断にどう生かすかの基準も不明確」との見解だ。同日夜、取材に応じた石塚博英安全環境部長は同様の考えを繰り返した上で、東京電力福島第1原発事故の知見を反映した新たな安全基準の明示が必要不可欠とあらためて強調した。

また、保安院が示した素案に関しても「委員からさまざまな修正意見が出され、今後も(意見聴取会での審議の)作業を継続するとしている」と述べ、県としての評価を避けた。

時岡忍おおい町長もこれまで「福島の知見が反映された新たな安全基準が必要」として、耐性評価だけでは再稼働は認められないとの考えを示してきた。保安院が同日示した判断に関しても、詳細を聞いていないとしてコメントしなかった。

一方、原発設置反対小浜市民の会の中嶌哲演さんは「国民の信頼を失っている保安院が再稼働のゴーサインを出すという方向性自体が茶番劇だ。保安院にはゴーサインを出す資格も、能力も、権利もない。福島の事故の反省ができているのか」と痛烈に批判。「少なくとも4月に設置される原子力安全庁において、厳正な審査の下で熟議を重ねて結論を出すべきだ」と述べた。

県はこの日、原子力安全対策課の職員1人を保安院に派遣したが、評価結果の妥当性の審査であり再稼働を判断する場ではない-として、淡々と情報収集した。

→ 元記事

 

【関連の記事】
≫耐性評価で「妥当」判断へ 大飯原発3、4号、保安院初(1月14日)
≫逮捕の所長、偽装を指示 大飯原発改修請負で家宅捜索(1月14日)
≫大飯原発で組関連企業が違法労働 県警など3容疑者逮捕(1月13日)
≫福井県内の稼動原発1基のみに 大飯2号、美浜2号定検へ(12月16日)
≫原発防災計画「地方だけで策定困難」 県会で西川知事(11月30日)
≫大飯原発4号機の耐性評価提出 関西電力「安全裕度十分」(11月17日)

 


ストレステスト会議 開催できず
NHK 2012.1.18

原子力発電所の運転再開の判断の前提となる「ストレステスト」の結果を専門家が議論する原子力安全・保安院の18日の会議は、会議室での傍聴が認められなかったことなどから運転再開に反対する人たちが会議室に入り込んで抗議を続け、予定から2時間半以上たっても開催できない異例の事態となっています。
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2012.1.16

ジェットコースターが頂上で停止し、その後「カツ、カツ」と降下に向けて動き出すあの瞬間。

原発の再稼働をめぐる今の動きは、そのジェットコースターに似ている

明後日の1月18日、大飯原発3、4号機(関西電力)の再稼働に「青信号」が点灯しそうだからだ。
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福井新聞 2012.1.14

 定期検査で停止中の原発を再稼働させるのに必要なストレステスト(耐性評価)の1次評価で、経済産業省原子力安全・保安院は14日までに、関西電力が提出した福井県の大飯原発3、4号機の評価結果について「妥当」との判断を示す方針を固めた。

 評価結果はこれまで、福井県内の5基を含めた12基の原発で提出されているが、保安院の判断は初となる。大飯原発は安全性が保たれており、仮に東京電力福島第1原発と同規模の地震や津波があっても深刻な事故には至らないと判断。専門家の意見も踏まえ、近く評価を正式にまとめる。
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 2012.1.15

 菅直人前首相の要請で昨年5月に運転を止めた中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の再稼働をめぐり、厳しい姿勢を示す周辺市町の議決が広がっている。中電は建設中の防波壁(海抜高18メートル)など津波対策の完了後、運転再開を目指しているが、半径10キロ圏の防災対策重点地域(EPZ)だけでなく、30キロ圏が想定される緊急防護措置区域(UPZ)でも大半の自治体で安易な再稼働を認めない決議や意見書が相次いで可決された。
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日経新聞 2012.1.14

 野田佳彦首相は14日昼のテレビ東京番組で、定期点検で停止している原子力発電所の再稼働について「どうしてもお願いしなければならないときは枝野幸男経済産業相、あるいはわたしが直接知事や首長、住民に説明することが最後に必要だ」と述べた。

この記事は 日経新聞 

 

原発運転40年制限一定の理解
NHK 2012.1.13

高橋知事は、記者会見で、東京電力・福島第一原子力発電所の事故を受け、国が、原発の運転を原則として40年に制限する方針を示したことについて「一定の理解は得られる」という考えを示しました。
国は、泊原発を含む全国各地の原発の運転を、原則として運転開始から40年に制限し、例外として延長する場合は、施設の老朽化の評価や安全確保ができる技術的能力があるかを審査する制度を新たに法律に盛り込む方針を示しています。
これについて、高橋知事は、13日の記者会見で「原子炉もモノであり、当然、劣化していく。期限を設けて運用するという考え方は一定の理解が得られると思う」と述べました。
また、先に行われた泊村長選挙で、泊原発1号機と2号機の運転再開を求める現職の村長が再選されたことについて「泊村の民意が表れたものと受け止めている」としたうえで、原発の運転再開については「後志管内の自治体と防災対策について議論を進めており、そういったこともにらみながら、原発に対する判断を見極めていかなければならない」と述べ、慎重に判断する考えを示しました。

01月13日 19時12分

この記事は NHK

 

簡単には再稼働は許さないという気概を微塵も感じないコメントです。むしろ、形式的な条件だけ並べて、稼働のためのハードルを下げ、言い訳を今から用意しているという感じでしょうか・・・
要注意な知事です
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四国新聞 2012.1.11

 四国電力の伊方原発(愛媛県伊方町)が13日に全停止になることに関して、浜田恵造香川県知事は10日の定例会見で「再稼働には電力側の安全対策や地元の意向など3点を満たすことが必要」との認識を示した上で、電力不足に備え県民や事業者に一層の節電への協力を呼び掛ける考えを明らかにした。
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九州に続いて、四国の全原発が1月13日停止します。
これで残りは5機 電力にしてわずか3%(505.8万Kw)
電力は十分足りており、まったく不足しません。
電力会社が不足といっているのは、己の利益のことでしょう。
私達には何の関係もありません。
2012 ZERO原発元年 いよいよ始動です!!
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伊方原発13日全基停止 2号機が定検入り
愛媛新聞 2012.1.7

 四国電力は6日、伊方原発(伊方町)3基のうち唯一稼働中の2号機の送電を13日深夜に停止し、定期検査を始めると発表した。全基停止となるのは、3号機が運転を開始した1994年以降初めて。東京電力福島第1原発事故で、1、3号機の再稼働は見通しが立っておらず、再稼働の前提となるストレステスト(耐性評価)について、四電は3号機の1次評価を提出、国が審査している。
 全基停止で四電の電力供給力は531万キロワットとなり、冬場の電力需要がピークとなる2月には、需要に対する供給力を示す「予備率」が2.1%(安定供給の目安は8%)に低下する。昨年12月、阿南火力発電所2号機(徳島県阿南市)の運転を再開するなどの対策を実施しており、四電は「3基同時停止で需給状況は一段と厳しくなるが、電力の安定供給に全力を尽くす」としている。
 ただ、夏場の最大需要電力を約570万~600万キロワットと見込んでいることから、3基停止が続けば供給力不足が確実視され、数値目標を設定した企業などへの節電要請は不可避となる見通し。

この記事は
愛媛新聞

 

福井新聞 2012.1.5

西川知事(左)と懇談し「信頼回復に正念場の年」と語る八木関電社長(中)と豊松副社長=5日、福井県庁

 東京電力福島第1原発事故を受け、停止中の原発の再稼働やエネルギー基本計画の見直しが焦点となる中、関西電力と日本原電のトップが5日、年頭あいさつのためそれぞれ福井県庁を訪れ、西川知事と懇談した。関電の八木誠社長は「エネルギーの安定供給と経済成長に原発は大変重要」として再稼働に全力を挙げる考えを示した。原電の濱田康男社長も敦賀3、4号機増設を推進していくと強調した。両社長は敦賀市役所で河瀬一治市長とも懇談し、同様の考えを伝えた。(伊豆倉知)
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日テレNEWS24 2012.1.6

 福島第一原子力発電所の事故を受けて、細野原発相は6日、最新の安全技術を反映させた原子炉以外は稼働させないことなどを柱とした安全規制の強化策を発表する。

 これまでは、原子炉が建設された後に新たな安全基準ができても、法的な拘束力はなかった。しかし、今後は、すでにある原発についても常に最新の安全技術や知識を反映させるよう事業者に義務づけ、違反した場合は運転の停止命令を出す法改正を行う方針。

 また、これまでは法律の明確な定めがなかった原子炉の運転期間についても、40年が経過した原発は原則として停止する方針も盛り込まれる。

 今後は、環境省の下に新たに設置される「原子力安全庁(仮称)」に一元化した強力な権限を持たせ、規制を実効性のあるものにするという。

 政府は今月末までに閣議決定し、通常国会に改正法案を提出する方針。

この記事は
日テレNEWS24

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逆に言うと、この「安全規制」をクリアーした原発は稼動して良いことに。
定期点検や事故で停止している原発の再稼動へのお墨付きの可能性大。 
要注意だ。

 

47NEWS 2012.1.4
 新潟県の泉田裕彦知事は4日の記者会見で、定期検査などのため3月中に全7基が停止する東京電力柏崎刈羽原発(同県)の再稼働について「福島第1原発事故の検証が先だ」と述べ、あらためて慎重姿勢を示した。
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KYT鹿児島読売テレビ 2012.1.4
伊藤知事は4日の年頭会見で、現在停止中の九州電力の川内原子力発電所1・2号機について「国が安全性を確保した上で再稼動せざるを得ないだろう」との考えを示した。知事は「全てとは言わないが、いくつかについては、当分の間、再稼動をしてエネルギーを確保しながら、次の国全体のエネルギーの供給のシステムを考えるほうがベターではないかと考えている」と述べた。知事は原子力発電所が停止した状況では、電気料金の値上がりが避けられず、日本の産業や生活への負担が大き過ぎるなどとして、国の責任のもと一定のものは再稼動させざるを得ないとの考え方を示した。九州電力では先月25日に玄海原発4号機が定期検査入りし、九州内の全6基の原発が停止。来月3日まで5%以上節電するよう求めている。九州電力は先月、停止中の川内原子力発電所1・2号機の安全評価の結果を国などに報告したが、今のところ再稼動の見通しは立っていない。一方、川内原発3号機の増設についてはこれまで通り「厳しい」との考え方を示した。

この記事は
KYT鹿児島読売テレビ

 

美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会

緊急署名
福島原発事故を繰り返したくありません
若狭の大飯原発3・4号の運転再開に反対を表明してください


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敦賀原発2号機、再稼働容認姿勢 国のお墨付き得られれば


福井新聞 2012.1.4
 福井県敦賀市の河瀬一治市長は4日の定例記者会見で、日本原電が国にストレステスト(耐性評価)の1次評価結果を提出した敦賀2 件原発2号機(加圧水型軽水炉、出力116万キロワット)の再稼働について、安全性に関する国のお墨付きが得られれば容認する姿勢を示した。
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祝!九州ZERO原発

12月25日、玄海4号機が定期検査で停止し、九州の全原発が止まった。九電は電力の不足を訴え、企業や家庭に5%の節電要請を出している。
しかし、今や”やらせ”と”ウソ”と”隠ペイ工作”の代名詞ともいえる九州電力の発言をそのまま信じても良いものか?

とても参考になる記事がある。
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佐賀新聞 2011.12.24

 九州電力は25日、佐賀県東松浦郡玄海町の玄海原発4号機(出力118万キロワット)の運転を停止し、定期検査を始める。九電の原発は、玄海1~3号機の3基のほか、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の2基を含む計5基が定検で停止しており、これで全6基が停止する。九州で原発が稼働しない状態は、1980年に当時1基だけの玄海1号機が定検入りして以来31年ぶり。
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