2011.12.17
16日、中部電力浜岡原発(御前崎市)から30キロ圏の自治体で初めて、浜岡原発の廃炉を求める意見書と決議を可決した吉田町。国に提出する意見書と意思表示として行った決議はほぼ同じ内容で「事故が起きれば故郷からの避難は避けられず、町民は極めて大きな不安を抱えている」と主張し、「再稼働をせず、速やかに廃炉すべきだ」と訴えている。【小玉沙織】
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【静岡】浜岡原発:吉田町の廃炉決議、30キロ圏で初 「町民の不安大きい」 藤枝市は「再稼働認めぬ」
12月 17th, 2011 | Posted by in 2 STOP 原発 | 2 停止原発の再稼働 | 3 首長、自治体 - (0 Comments)浜岡原発:静岡の市町で廃炉を求める動き広がる
12月 12th, 2011 | Posted by in 2 STOP 原発 | 2 停止原発の再稼働 | 3 首長、自治体 - (0 Comments) 2011.12.11
浜岡原発の全景=静岡県御前崎市で2011年11月14日、本社ヘリから尾籠章裕撮影
◇「廃炉」「永久停止」7議会、意見書・決議 さらに3市町で可決へ
静岡県内35の市町議会で、国の要請を受け全面停止中の中部電力浜岡原発(御前崎市)の永久停止や廃炉を求める意見書や決議を可決する動きが広 がっている。毎日新聞が各市町の議会事務局などに取材したところ、これまでに7議会が可決。さらに3議会が今月中に可決する見通しで、早期の再稼働を目指 す中部電にとって厳しい状況が続きそうだ。【小玉沙織】
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東電、料金10%値上げ検討 13年春から原発再稼働も
12月 9th, 2011 | Posted by in 2 停止原発の再稼働 | 3 今後の電力・原子力政策・行政 | 3 官僚 | 3 政府の方針と対応 | 3 東電 電力会社 原子力産業 | 3 隠蔽・情報操作と圧力 - (0 Comments)東電:実質国有化へ 政府、公的資本1兆円注入
12月 8th, 2011 | Posted by in 2 停止原発の再稼働 | 3 今後の電力・原子力政策・行政 | 3 政府の方針と対応 | 3 東電 電力会社 原子力産業 - (0 Comments) 2011.12.8
東京電力本社ビル(中央)=2011年8月24日、根岸基弘撮影
政府は、東京電力に少なくとも総額1兆円規模の公的資本を注入する方向で調整に入った。福島第1原 発の事故対応費用の増加などで、13年3月期に東電が債務超過に陥る可能性が高まっているため。来年6月の定時株主総会で新株を発行する枠である株式授権 枠の大幅拡大について承認を得た上で、原子力損害賠償支援機構が東電の新株(優先株)を引き受ける形で来夏の実施を目指す。勝俣恒久会長ら東電の現経営陣 の大半を退陣させ、東電の一時、実質国有化に踏み切る構えだ。
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【スクープ】 臨界実験炉を稼働させた東芝原子力事業部の考え方
11月 30th, 2011 | Posted by in 1 子供たちを守ろう | 2 STOP 原発 | 2 アクション・選挙・住民投票 | 2 停止原発の再稼働 - (0 Comments)
神奈川県川崎市にある東芝原子力技術研究所の臨界実験用原子炉の稼働をめぐる問題について、
A氏と、東芝本社原子力事業部の部課長級の方とのやりとりである。
東芝原子力技術研究所 臨界実験用原子炉再稼働のニュース詳細はこちら
——以下転載————————————————————————————————
私(A氏)も、Twitterで発信していましたが、本日午後東芝本社の総合案内に電話かけたところ、原子力事業部の部課長級の方が対応し、約30分ほど話しました。以下、やりとりの簡単なまとめです。1回目は4時ごろでその時は担当者がいない、また電話をとの対応。5時頃再度電話したところ、つながりました。
東芝の原子炉稼働は新たな原子力事業の開発のためのものだと思います。報道されているように、あのスリーマイル事故で30年間新規原子炉建設をしなかった米国の新たな原発建設に東芝が参入します。
以下、夕方東芝原子力事業部のかたとのやりとりです。
「福島は収束、原子力開発は進める」「国内で原発ができない以上輸出は企業として当然」・・・唖然。
私=私、T=東芝
①川崎市にある実験炉を稼働させるというがどういうことか。
対応者の名前を聞いたところ―ツイッタ―とかで個人名をだされるのは困るので、個人名は出していない。
私:どういう名称の部署か。
T:原子力事業部。本社にある。
私:役職は。部長とか課長のクラスか。
T:そうです。
私:実験炉稼働をなぜ今するのか。福島第1原発が収束もしていない。
T:我々のは原発ではない。研究用の実験炉。従来は川崎市に報告だけしていたが、今回は事故の件もあり、川崎市の方から、プレスリリースすると話があった。それにしたがったまで。今までも報告はしていたが、こういうような対応はなかった。稼働するといっても、使うときに動かし、終わればとめておく。いつも動いているわけではない。実験炉なので、200Wくらい。通常は0.5wくらい。核反応は起こすが、臨界はしない。熱も出ない。電気が切れれば止まる。文科省の管轄で、検査も済んでいて安全は確保されている。
市民から問い合わせがあればこういうように説明させていただく。従来、川崎市役所の方、市議の方も見に来ている。3.11以降も見に来られた。
私:実験というのは原発開発のためなのではないか。
T:それもふくめて以前から計画されたもの。開発のためだ。
私:いま福島が収束していない中で原発開発のための実験炉を動かすのは、市民のコンセンサスを得られるものではない。
T:収束してない?すでに政府はIAEAにSTEP2まで来たという報告書をあげている。温度も下がっている。
私:収束なんてしてないでしょう。原因究明もされていない。炉の中がどうなっているかもわからないし、第一近づけない。毎日何億ベクレルもの放射性物質が放出されている。これで収束しているのか。冷温停止とは閉じられた状態で言うこと。
T:・・・。冷温停止という考えはいまはしない。温度は測れているし、掌握している。放射能の状況は東電さんの問題。市民の方が不安を持たれているというのは承知している。しかし、開発までするなということではない。
A:収束も冷温停止もしない中で原子力開発そのものを進めるのはおかしい。中がどうなっているかは誰も分からない。
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東芝「原子力技術研究所」 実験用原子炉を停止
11月 29th, 2011 | Posted by in 1 子供たちを守ろう | 2 STOP 原発 | 2 アクション・選挙・住民投票 | 2 停止原発の再稼働 - (0 Comments)11月28日以降に運転を再開することを発表した川崎市川崎区にある原子力研究施設「東芝原子力技術研究所」の臨界実験用原子炉。
東京新聞の取材によると、実験用原子炉を再稼働させ、その後停止させていたことがわかった。
実験用原子炉再稼働に抗議
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2011.11.25
関西電力は、福井県にある高浜原子力発電所2号機で、定期検査に向けた作業を25日夕方から始める予定で、26日未明には、原子炉を止める見通しです。国内の原子力発電所は、来月には、関西電力と九州電力の合わせて4基も、相次いで定期検査に入る予定で、90%近くが止まったまま、本格的な冬を迎えることになります。
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原発安全評価 地震・津波の想定見直しを
11月 28th, 2011 | Posted by in 2 停止原発の再稼働 | 3 今後の電力・原子力政策・行政 | 3 利権・推進派・御用学者 | 3 官僚 | 3 政府の方針と対応 | 3 東電 電力会社 原子力産業 | 3 隠蔽・情報操作と圧力 - (0 Comments)2011.11.26
定期検査で止まっている原発の安全評価を各電力会社が経済産業省原子力安全・保安院に提出し始めた。定期検査を終えた原発の再稼働を目指す手続きだが、安全評価を審査する方法さえ決まっていない。再稼働への道は遠く険しい。
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実験炉といっても、東芝だ。商用炉開発のための実験炉ではないのか?今までと同じように運用しても良いという考え方は通用しない。
百歩譲って実験炉の有用性を認めたとしても、全国の原発の再稼動が問題視され、見送られ続けている中での運転再開は疑問だ。
運転再開許可のハードルが低い実験炉から再開することにより、原発再稼動へ向けて、外堀を埋めてゆく魂胆が透けて見える。
担当部署
川崎市総務局危機管理室企画調整担当
電話044-200-2793
nanohana記
カナロコ 2011.11.26
川崎市に25日入った連絡によると、東芝原子力技術研究所(川崎市川崎区浮島町)が国による定期検査の合格証を受理し、試験研究用原子炉施設(臨界実験装置、最大熱出力200ワット)の運転を28日の週から再開する。東日本大震災発生時は運転しておらず、震災発生後、点検を行い異常はなかった。
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東電が“原発抜きの夏”を試算 今年上回る供給力
11月 22nd, 2011 | Posted by in 2 STOP 原発 | 2 「電力不足」?・節電 | 2 停止原発の再稼働 | 3 東電 電力会社 原子力産業 - (0 Comments)電力会社冬の節電運動 “原発あれば”と思わせたい企みか
11月 16th, 2011 | Posted by in 2 「電力不足」?・節電 | 2 停止原発の再稼働 | 3 今後の電力・原子力政策・行政 | 3 利権・推進派・御用学者 | 3 官僚 | 3 政府の方針と対応 | 3 東電 電力会社 原子力産業 | 3 隠蔽・情報操作と圧力 | 4 他の原発全般 - (0 Comments)NEWSポストセブン 2011.11.16
経産省と電力業界が、震災の反省をしないまま「9電力会社の独占体制」「原発推進政策」の2つを維持しようと動いている疑いが極めて濃厚である。
本誌は震災直後の4月29日号で、政府と東電が喧伝した「電力危機」「停電パニック」は、“だから原発は必要だ”という世論をつくるための偽装であることをスッパ抜いた。根拠となったのは、政府・東電が隠していた電力供給能力を示す資料だった。
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ストレステストの聴取会への市民の参加 保安院が拒否
11月 14th, 2011 | Posted by in 2 停止原発の再稼働 | 3 今後の電力・原子力政策・行政 | 3 利権・推進派・御用学者 | 3 官僚 | 3 政府の方針と対応 - (0 Comments)予断は許さないけれど、ストレステストのハードルが少しだけ高くなるようです。
記事を読んでも、ストレステストも耐震安全性評価もよく内容がわからないし、誰がどのように決めているのかもわかりません。福島事故をうけて、今後の原発の”安全”基準は、「安全ではありえない」という見解も含めて、国民的議論の上で決めなければなりません。国はそういう段階を一切すっ飛ばして、勝手に決め、勝手に動かそうとしています。
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産経新聞 2011.11.5
原発再稼働に向けたハードルがさらに高まっている。経済産業省原子力安全・保安院が、9つの原発について東日本大震災後の知見を踏まえた地震や津 波に対する追加調査を実施したうえで、耐震安全性評価に盛り込むことを近く指示するためだ。再稼働条件であるストレステスト(耐性検査)に反映される耐震 安全性評価には最低でも数カ月かかるが、新たな課題を突きつけられた9原発はさらに延びることも予想され、再稼働は遠のくばかりだ。(原子力取材班)
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2011.11.01 23:19 asahi.com
九州電力は1日午後11時、トラブルで停止していた玄海原発4号機(佐賀県玄海町)の運転を再開した。止まっていた原発の運転再開は東京電力福島第一原発事故以来、初めて。古川康・佐賀県知事や岸本英雄・玄海町長がこの日、再開容認の姿勢を示したことから「地元の理解も得られた」と判断した。
NHK NEWS 2011.11.01
復水器真空度の異常の発生に伴い原子炉が自動停止した玄海原発4号機について、九州電力は、数日後の運転再開に向けて、先月31日夜から準備作業に入ったことを明らかにしました。東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、トラブルや定期検査で止まった国内の原発で運転を再開したケースはなく、周辺の自治体から反発が出ることも予想されます。
震災後初めて柏崎原発に核燃料搬入
10月 18th, 2011 | Posted by in 2 停止原発の再稼働 | 3 東電 電力会社 原子力産業 | 4 他の原発全般 - (0 Comments)新潟新報 2011.10.17
東日本大震災後初となる柏崎刈羽原発への核燃料輸送に抗議する反原発団体のメンバーら=17日、刈羽村
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NHK 10月10日 4時1分
国内の原子力発電所の80%以上が停止するなか、NHKが地元自治体に、運転の再開を判断するにあたって重視することを尋ねたところ、「地元の理解」という回答が最も多く、半数余りを占めました。一方で、国が地元の安心につなげようと新たに導入した「ストレステスト」は少数にとどまり、「ストレステスト」が自治体の判断で重視されていない実態が明らかになりました。
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東海村 村上村長インタビュー この国はいつまでも反省しない
10月 4th, 2011 | Posted by in 2 停止原発の再稼働 | 3 首長、自治体 | 5 オピニオン - (0 Comments)茨城新聞 2011年10月1日(土)
原発を考えるインタビュー 村上東海村長 極めて内省に欠ける国
-2度の原子力事故を目の当たりにして思うことは。その教訓とは何か。
JCO臨界事故も慢心が招いたもので、この国はいつまでも反省しないという印象だ。利益を追求するあまり、原発推進を「国策だ」と言い続け、安全神話を作 るなど、極めて内省に欠ける国だということ。JCO臨界事故の時も思ったが、今回も案の定だ。何にも学んでいない。福島第1原発事故の初期対応を見ても、 何という国だと思った。
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国家戦略相、原発再稼働に前向き
10月 2nd, 2011 | Posted by in 2 停止原発の再稼働 | 3 今後の電力・原子力政策・行政 | 3 利権・推進派・御用学者 | 3 政府の方針と対応 - (1 Comments)朝日新聞 10月1日
古川元久国家戦略相兼経済財政相は1日、定期検査で停止中の原発の再稼働について「安全性の確認と地元の理解を得て進める」と述べ、前提条件が整えば前向きに応じる考えを示した。大阪市で開かれた関西経済連合会などとの意見交換会後、報道陣に語った。
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福井県西川知事 「原発の方向性明示を」 野田内閣に注文 再稼働は認めない
9月 15th, 2011 | Posted by in 2 停止原発の再稼働 | 3 今後の電力・原子力政策・行政 | 3 政府の方針と対応 | 3 首長、自治体 - (0 Comments)福井新聞 9月14日
知事「原発の方向性明示を」 野田内閣に注文、9月県会開会
9月定例福井県会は14日開会。西川知事は議案の提案理由説明の中で、原発をめぐる前政権の対応を「場当たり的」と批判した上で、エネルギー政策に関する慎重な議論を行い、原発行政の明確な方向性を示すよう政府に注文を付けた。停止中の原発の再稼働に関しては、東京電力福島第1原発事故の知見を反映した暫定的な安全基準の設定などが必要とあらためて指摘し、現段階で再稼働は認められないとする考えを重ねて表明した。