現代ビジネス 8月3日 磯山友幸「経済ニュースの裏側」
コメの収穫期を迎えて、主食であるコメの放射能汚染問題が急速にクローズアップされている。東京電力福島第一原子力発電所の事故で飛散した放射性 物質は、当初想定されていた以上の広い地域で農作物や土壌の汚染を引き起こしている。果たしてこの秋収穫するコメは安全なのか。消費者の関心が急速に高 まっている中で、今度こそ、消費者を第一に考えた検査、情報開示、流通管理が求められている。 (続きを読む…)
現代ビジネス 8月3日 磯山友幸「経済ニュースの裏側」
コメの収穫期を迎えて、主食であるコメの放射能汚染問題が急速にクローズアップされている。東京電力福島第一原子力発電所の事故で飛散した放射性 物質は、当初想定されていた以上の広い地域で農作物や土壌の汚染を引き起こしている。果たしてこの秋収穫するコメは安全なのか。消費者の関心が急速に高 まっている中で、今度こそ、消費者を第一に考えた検査、情報開示、流通管理が求められている。 (続きを読む…)
ダイヤモンド・オンライン
当連載でも繰り返し、観光でもいいから被災地に行って現場を見てきてほしいと伝えているが、実際に行くとなるとどうすればいいのか分からないので 教えてほしいという相談も多い。この夏は東北支援をうたったツアー企画が目白押しだが、津波被害にあった地域を巡るものはほとんどない。
ボランティア参加するなら、さまざまなNPOや大手旅行社がボランティア・ツアーを組んでいるし、われわれTohoku Risingで もスタディ・ツアーを提供しているが、個人旅行で被災地の現状を見てきたいという人のニーズに応える情報はほとんどないだろう。であれば、筆者が伝えるべ きだということで、今回は夏の被災地(主に津波被害の地域)を巡るための情報をお伝えするが、その前に書いておきたいことがある。「最も有効な東北支援は 東北でビジネスをやることだ」と常々語っているが、そのことの意味についてだ。 (続きを読む…)
数人の友人・知人から「27日の衆議院厚生労働委員会『放射線の健康への影響について』の参考人招致での児玉龍彦東大教授の裂帛の演説を聞いたか」と通報があり、あわててで視聴した。
この日の委員会では、何人かの放射能専門家が意見を述べているが、その中で圧倒的 に迫力があるのは、東大の医師で同大アイソトープセンター長でもある児玉で、熱量で見て広島原爆の29.6個分の放射線総量が漏出しているにもかかわら ず、政府の対応はその実状から余りにかけ離れていると怒りを込めて告発している。
不思議なのは、この内部被曝問題の第一人者の重大発言を翌日の新聞がほとんど1行も報じておらず、ネットで検索し直した限りでは、NHKが他の参考人陳述と並べて1〜2行、彼が陳述した事実を報じているだけで、それも中身はほとんど伝えていない。 (続きを読む…)
ダイヤモンド・オンライン
『自分の地域に放射能が飛んできたらイヤだ』とか、『住み慣れた土地を離れたくない』とか、『利権問題だけは見過ごせない』とかね。ノリだってもうほんとバラッバラ。演説してる人。楽器を演奏し始める人。行進が終わって缶ビールを開けてる人。遊んでいる子どもたち。見ていて、こりゃなかなかいいぞと思いました。 (続きを読む…)
現代ビジネス 長谷川幸洋「ニュースの深層」 7月29日
改革派官僚として知られた経済産業省の古賀茂明大臣官房付審議官が28日、自分に対する退職勧奨問題をめぐって海江田万里経産相と「直接対決」した。
結果はどうだったか。結論を先に言えば、なにも決まらなかった。
古賀によれば、海江田は「最初からにこにこしていて、とても友好的な雰囲気だった」そうだ。そして「これからも何度か会おう」と言った。だが、古賀が求める「仕事」は与えなかった。 (続きを読む…)
阿修羅掲示板 投稿者 axioms123 日時 2011 年 7 月 27 日 00:57:27: 3a46Dk1gZE7Pc
被爆放置、高まる危険 7月26日 夕刊より
放射能との闘いが始まった。
原子力安全・保安院によれば、福島第1原発事故で放出された放射性物質は77万テラベクレル(テラは1兆)で、チェルノブイリの約1割程度だという。一見、事故が小さいとの印象を与える。だが、チェルノブイリの放出量は520万~1400万テラベクレルと推計されており、広島型原爆約200個分にあたると考えると、実は、福島第1原発事故は広島型原爆20個分もの放射性物質をまき散らしたことになる。人間の命と健康に影響がないはずはない。にもかかわらず、事故発生後、政府と東京電力は情報を隠し、事態を放置してきた。 (続きを読む…)
16分です。ぜひご覧ください
2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会
「放射線の健康への影響」参考人説明より
児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長) (続きを読む…)
韓国・中央日報日本語版 7月27日
この数日間、気分が晴れない。 3週間前、久しぶりに家族で外出して食べた牛肉が主犯だ。 当時、放射性物質に汚染した、いわゆる‘セシウム牛肉’問題は全く話題になっていなかった。 しかし一種の職業病が作動した。 飲食店に入り、家族にこっそりと従業員に尋ねた。 「ここの牛肉はどの地域の肉ですか」。「新潟産です」。その言葉に安心した。 事故が発生した福島第1原発から200キロほど離れているからだ。 「たくさん食べなさい」。その日、家族はお腹いっぱい新潟産牛肉を食べた。
それから数日後、福島産牛肉でセシウムが検出されたというニュースが出てきた。 それほど驚かなかった。 福島県のことだったからだ。 しかしその後が衝撃だった。 福島近くの宮城県、山形県に広がると、ついに新潟県の名前が出てきた。 「新潟県の牛の一部がセシウムに汚染した福島産稲わらを飼料として食べ、東京など10地域に流通した」という。 「福島牛肉」は避けたが「福島産稲わら」にやられるとは思ってもいなかった。 家族には話せなかった。
しかし福島産稲わらよりも怒りを感じたのは日本政府の対応だった。 (続きを読む…)
この小田嶋隆さんという人のコラム好きです。
まだ、津波や原発の爆発の映像が網膜に焼き付いて毎日うなされてた頃、4月のはじめの文ですが、あのころから、問題は何も解決してないし、何かが良い方に行ってるわけでもないなとつくづく感じる内容です。
“「風評」が「科学的でない」と、いくら吠えたところでどうにもならない。「評価」というのは、多かれ少なかれ、感覚的なものだからだ。その感覚の 根本が放射線に汚染されてしまった以上、影響をくつがえすのは容易なことではない。半減期がどれほど先になるのか、見当もつかない。
復興の物語が、単純なストーリーを紡ぐことができないのは、この度の災害が、単純な自然災害である以上に、文明史的な敗北だからだ。
われわれは、ゼロからではなく、マイナスから出発しなければならない。”
(続きを読む…)
東京新聞 7月25日
日本海洋学会は25日、福島第1原発事故後、政府などが実施している海域の放射性物質の調査について、海洋汚染の実態を明らかにするために高感度の分析方法で調べるよう求める提言をまとめた。現在の方法の千分の1の量でも検出できる方法で測定すべきだとしている。 (続きを読む…)
いつもストレートな軍隊の論理がわかりやすい田母神俊雄氏の論文ですが、今回は国民に蔓延している放射能の恐怖の愚かさを訴え、この程度の放射能は全く問題ではないこと、食料の基準値や福島の子供の20ミリシーベルトの基準さえ厳しすぎるので緩和するようにと主張しています。要は、原発は将来の核武装のためになくてはならないので、このくらいの放射能で大げさに騒ぐなということのようです。
どう考えても強引な原発推進の裏側にある、国家の本音の論理を元日本の空軍のトップがむき出しに。 (続きを読む…)
The Journal 高野論説 7月15日
今週の『週刊プレイボーイ』は「居座る菅をあえて応援したくなる理由」と題した記事を掲げ、「確かに、不人気で政権運営能力にもペケ印がついているけれ ど、歴代総理がビビッて言い出せなかった脱原発を口にし、原子力から再生可能エネルギーへのシフトを本気で実行しようとしているのは菅首相が初めてだ」と 書いた。記事中には、6月30日付本論説でも触れた作家の矢作俊彦も登場し、「電力会社と政界と官僚、マスコミにまたがる『電力権益』側にとって、菅は人 間爆弾のようなもの。実際、彼が浜岡原発に停止要請を出した直後に永田町が一斉に”菅降ろし”に走った」「上手にくすぐって脱原発に猛進させればいいんで す」と語っている。 (続きを読む…)
セシウム汚染牛肉が全国に出回っていたことが明らかになりました。汚染の原因は稲わらと言われています。しかし、流通の原因は別ですよね。なんといってもそれは、ずさんな検査態勢ではないでしょうか?
7月13日の産経新聞に”“という記事があります。肉牛の汚染検査はなんと体表の放射線量をはかることのみ。そんなことで肉の汚染がわかるのかと思いますが、やっぱりわからないらしい。それで検査といえるの?あぜんです。 (続きを読む…)
長谷川: 古賀さんは、6月24日に松永事務次官(松永和夫経産省事務次官)から退職勧告と受けたと聞いてます。その日の夜の『朝まで生テレビ』で初めてその話を公にされています。事務次官から、「早期退職干渉を受けた」ということでしょうか?
古賀: そうですね。
長谷川: そもそも、今でも役所は、「退職干渉ができる」のですか? (続きを読む…)
内部被曝の脅威が現実のものになってきている。政府、東電、大手メディアが隠し続けた原発事故の真実は、これからもっと明らかになっていく。
私は、ことさら危険を煽るつもりはない。たんに、放射線汚染の実態を正確に把握し、包み隠さず公表することが、結果として地域住民の健康と安全を守る。その観点から、声を出し続けているにすぎない。 (続きを読む…)
政府の統一見解とやらが発表されましたが、肝心のストレステスト(耐性評価)がどのようなものなのかよく判らないので、何とも評価しようのない内容です。テスト基準が福島第一の現実を直視した厳しいものなら、再稼働にストップの方向に働くでしょうし、甘々の基準であるならば、見切り発車へのお墨付きになってしまう。まだ、これから菅さんと推進派の綱引きが続くのでしょう。
阿修羅掲示板に、なるほど、というテスト基準が投稿されています(nanohana) (続きを読む…)
小田嶋隆のア・ピース・オブ・警句 2011年7月8日(金)
暑い。
エアコンの起動を半ば封印されている今年の夏の暑さは、また格別だ。
東電の「でんき予報」をアタマから信じ込んでいるわけではない。若干疑っている。なにより、棒グラフという形式がうさんくさいと思っている。何も信じられない。日付さえ。
「でんき予報のホームページだと今日は水曜日になってるけど本当だろうか?」
「さあな。陰謀かも知れないぞ」 (続きを読む…)
池田香代子のブログ より
どうしたことでしょう。この週末、民放の4つのネットワークが脱原発にかんする報道をしました。まさに、堰を切ったよう、という表現がぴったりです。あまりテレビを見ないので、いつの間にこういうことになったのかと、驚きを禁じ得ません。
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