地球と7代先のこどもたちを元気にしてゆく情報発信サイト
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朝日新聞 8月31日

全国地方銀行協会元会長で福島商工会議所会頭の瀬谷俊雄・東邦銀行相談役は30日、同会議所の定例記者懇談会で、放射性物質を含む廃棄物の中間貯蔵施設について「(原子力発電の)受益者は東京だ。東京のお台場にでも造ったらどうか」と述べた。

菅直人首相が示した福島県内に設ける方針を批判したもので、瀬谷氏は発言の真意を「原発のツケに対し警鐘を鳴らす」と説明。一方で、「ごみは出た場所で始末するのが原則」と語り、廃棄物は「福島第一原発の敷地内に移すしかない」とも述べた。 (続きを読む…)

 

毎日新聞 8月31日 <sui-setsu>
ノーベル賞経済学者のクルーグマン・プリンストン大教授が米CNNテレビの討論番組で面白いことを言っていた。

「宇宙人が地球攻撃を計画していることが分かり、巨額の財政支出をすることになったとしよう。そんなとき、インフレ懸念や財政赤字なんてかまっていられないよね。その結果(景気刺激で)不況は1年半で終わってしまう。宇宙人は? ああ、あれは間違いだった、なんてね」

「むかし、トワイライトゾーンというサイエンスフィクション番組でこういうのがあった。地球に平和をもたらすため、科学者が偽のエイリアン襲来を仕立てるんだ」 (続きを読む…)

 

毎日新聞 8月31日
◇自治再生で原子力政策の転換を

東京電力福島第1原発の事故が起きてもなお、なぜ立地自治体は原発維持を求め続けるのか。このテーマを追って「この国と原発 第1部翻弄(ほんろう)される自治体」(19~25日朝刊連載)で、日本有数の原発城下町、福井県敦賀市を取材した。そこで強く感じたのは、「原発マネー」への依存心より、むしろ「国策に貢献する特別な町」という自負心に似た住民意識だ。「国策」にすがらざるを得なかった住民たちの心情を理解し、同じ目線に立って原発問題を考える必要があると思う。

05年春まで3年間、敦賀市で勤務した。6年ぶりに取材する住民たちは福島の事故で動揺しているだろうと予想したが、表面上はそんな様子はうかがえなかった。だが取材を進めるにつれて、複雑な住民感情の深層が見えてきた。 (続きを読む…)

 

マガジン9 2011-08-24up

山本太郎さんと佐藤潤一さん。共に1970年代生まれの二人は、海外経験も豊富です。佐藤さんは、アメリカ留学中に体当たりのフィールドワークを 体験した後、国際NGOグリーンピースへ。山本さんはテレビ番組「ウルルン滞在記」のイメージが強いですが、プライベートでも時間ができると、海外の国々 を訪れることも多いそう。そんなお二人に、日本で原発問題について発言することの困難さや、非暴力で異議申し立てをすることの受け止められ方、また政府や 企業に与しない市民が支えるNGO団体の存在の重要性などについて、語っていただきました。 (続きを読む…)

 

シェーナウ代表  ウアズラ・スラーデク

日本の読者の方々に
福島の原子力発電事故は、私たちにこの冊子を日本語に翻訳することを思い立たせました。
ここに記した数多くの数値やデータは、ドイツの原子力発電所に関するものですが、事実は
世界中どこでも同じです――原子力エネルギーは危険であり、非民主的で、高額で、不要
なものです。この小さな冊子が日本において、原子力に反対する市民運動に尐しでも力を
与え、支持するものであれば幸いです。
日本にお住まいの方で、地震に、津波に、そして原子力災害で悲惨な目に遭われたすべて
の方々に、私たちから心からのお見舞いを申し上げます。
自然災害による脅威は、この先も私たち人間が完全に管理することはできないでしょうが、
日本において原子力は私たち人間で終りにすることができます――この道を進まれ、幸運
を心から願っています!
みなさまのことを心から想って、
ウアズラ・スラーデク(Ursula Sladek)
EWS シェーナウ電力会社代表

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毎日新聞 8月22日

児玉龍彦・東京大学アイソトープ総合センター長

 

国会で東京電力福島第1原発事故への政府の対応を厳しく批判した、東京大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授が22日、東京大で会見した。 児玉教授は政府の放射性物質汚染の対策が決まらないまま国会が会期末を迎えようとしている現状に、「(閉会は)まったく理解できない。国会は機能不全に 陥っている。国政は国民のためにある」と、声を詰まらせながら訴えた。 (続きを読む…)

 

Foresightコンテンツ-新潮社ニュースマガジン フォーサイト POLITICS
科学ジャーナリスト 塩谷喜雄 Shioya Yoshio

Foresightコンテンツ
東京電力が撮影した被災4日後の福島第1原子力発電所3号機と4号機。3号機(左手前)は水素爆発で原子炉建屋が吹き飛び、4号機(中央奥)は建屋の壁に 大きな穴が開いている。3号機と4号機の間からは白い煙が立ち上っている=2011年3月15日午前7時33分[東京電力提供]【時事通信社】

 

中国高速鉄道の事故で、中国当局による報道規 制を口をきわめて非難する日本のマスメディアは、おのが姿を鏡に映して見たことがあるのだろうか。5カ月前に、日本で起こった原発事故――未だ8万人以上 に避難生活という理不尽な不幸を強い、農畜産業と水産業に深刻なダメージを与えている空前の大事故、3.11。その真実を、日本のメディアはどれほど伝え ているのか。 (続きを読む…)

 

takanoron.png 福島第一原発の事故から5カ月、本当のところ何が起きていたのかを示唆するデータが、政府・東電からではなく、民間研究者の地道な努力によって少しずつ出て来ている。1つは、旧日本原子力研究所の元研究主幹=田辺文也が9月の日本原子力学会で発表を予定している「3月21日の3号機の 水素爆発は炉心の大部分が”再溶融”しその大半が圧力容器を突き抜けて(メルトスルー)格納容器に落下したことを示す」という説。もう1つは、群馬大学教 育学部の火山学者=早川由紀夫が独自にマッピングした「放射能汚染地図」である (続きを読む…)

 

NYグランドセントラル駅で行われた、ミャンマーの政治犯に対する人権の意識向上の為に行われたキャンペーン

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ダイヤモンド・オンライン

エディターズ・チョイス
【第18回】 2011年8月18日
児玉龍彦
(こだま・たつひこ)
東 京大学先端科学技術研究センター教授/アイソトープ総合センター長。 1953年東京都生まれ。筑波大学附属駒場中学・高等学校を卒業後、東京大学医学部に入学。77年同校卒業後、東京大学医学部附属病院医師、85年マサ チューセッツ工科大学研究員、96年東大先端科学技術研究センター教授(現任)

 

「私は、満身の怒りを表明します!」――7月27日、東京大学アイソトープ総合センター長の 児玉龍彦教授は、衆議院厚生労働委員会の参考人として、現在の放射線対策を痛烈に批判した。福島原発の事故で放出される放射線の総量は、広島に投下された 原子爆弾と比較して、「熱量で29・6個分、ウラン換算でも20個分」に当たるという、衝撃的な推定値を明らかにし、除染作業と食品汚染検査の徹底を提言 した。時間にしてわずか15分程度。だが、その発言はインターネット上で急速に広がり、大きな話題となった。遺伝子解析による創薬研究で世界的に知られる 科学者が募らせる、危機感と焦燥――臨床医らしく普段は穏やかな児玉教授の熱い行動の原点には、何があるのだろうか。 (続きを読む…)

 

生き生き箕面通信978 8月12日
・「菅退陣」の決め手は原発推進勢力の巻き返しだった

「首相、脱原発尻すぼみ」という記事が、今朝の朝日新聞(4面)に載っていました。日本の政治の中枢部では、「脱原発」は結局、主流にはなり得ず、「原発推進」勢力がゾンビのように息を吹き返してきたと印象付ける内容です。 (続きを読む…)

 

グーグルアースのような線量マップを

現代ビジネス永田町ディープスロート 8月11日

津田大介氏(ジャーナリスト)(左)、児玉龍彦氏(東大先端研教授)(右)

津田: 今日は対談というより、聞き手として、児玉先生が国会で言い足りなかったことなどをお伺いできればと思っています。児玉先生は先日、国会に証人として出席し、その映像が YouTubeなどで広まって話題になりました。反響はいかがでした? 相当あったと思うんですが。

児玉: やっぱり反響の大きさにびっくりしました。 (続きを読む…)

 

朝日新聞 8月10日

東京電力福島第一原発の事故をめぐり、米ニューヨーク・タイムズ紙は9日付紙面で、日本政府が緊急時迅速放射能影響予測(SPEEDI)のデータを事故 直後に公表することを怠ったために、福島県浪江町など原発周辺自治体の住民らが被曝(ひばく)している可能性が高いと伝えた。 (続きを読む…)

 

長崎市長、脱原発訴える 原爆の日・平和宣言

8月 9th, 2011 | Posted by nanohana in 2 STOP 原発 | 3 今後の電力・原子力政策・行政 | 3 首長、自治体 | 5 オピニオン - (0 Comments)

朝日新聞 8月9日

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『現代ビジネス』は、8月5日午後3時より津田大介さんと児玉龍彦東京大学先端科学技術研究センター教授、東京大学アイソトープ総合センター長との対談を実施しました。その模様をUstreamでアーカイブ公開しています。66分


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ダイヤモンド・オンライン

岸博幸のクリエイティブ国富論
【第149回】 2011年8月5日
岸 博幸 [慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授]

 

海江田大臣が経産省の幹部3人の更迭を発表しました。その前には、細野原発担当大臣が保安院を経産省から分離して環境省の外局にする意向を示しましたが、こうした動きはどう評価すべきでしょうか。

出来レースのやらせ人事は評価に値しない

経産省の松永事務次官、細野資源エネルギー庁長官、寺坂原子力安全・保安院長という3人の幹部の更迭については、決して評価できないと思います。 むしろ、この人事は海江田大臣の政治決断でも何でもなく、むしろ官僚と一緒に考えた組織防衛のための人事と見るのが正しいのではないでしょうか。 (続きを読む…)

 

国民栄誉賞と10シーベルト――あまりに幼稚な日本政府のスピンコントロール

8月 4th, 2011 | Posted by nanohana in 3 隠蔽・情報操作と圧力 | 5 オピニオン - (0 Comments)

ダイヤモンド・オンライン

【第186回】 2011年8月4日
上杉 隆 [ジャーナリスト]

 

結局、なでしこジャパンへの国民栄誉賞の授与が決まった。先週のコラムでの提言は徒労に終わった。政府の厚顔無恥、協会の権威主義には改めてあきれてしまう。

繰り返しになるが、今回の受賞は、団体としては初、これまでは長期にわたる実績を認められた個人にのみ贈られたき同賞が、一度の世界一で、まだ発展途上の選手たちに授与されたという異例のことになる。

3・11震災後の日本に勇気を与えたというのが主な受賞理由だそうだが、職業柄、素直に喜べない。私はひねくれているのだろうか。

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日経ビジネス

小田嶋 隆  2011年7月29日(金)

事故の第一報はツイッターのタイムラインで知った。
「中国の高速鉄道で脱線事故か」
というヘッドラインを見て、何人かが
「やっぱり」
「やると思ってました」
といった調子の、フライング気味の感想を書き込む。まだ緊迫感は無い。どこまでも凄惨なオスロの事件(オスロ市街と郊外の湖で起きた連続テロ事件:この 時点で80人以上の死者がカウントされていた)と比べて、中国の脱線事故は、この時点では、どちらかといえば牧歌的な出来事であるというふうに受けとめら れていたからだ。
「安心の中華クオリティー」
「底抜け脱線鉄道(笑)」

しかしながら、ほどなく、事故現場の写真が配信されると、タイムラインは、しばらくの間、微妙な静寂に支配される。おそらく、ツイッターにぶらさ がっている人々は、橋から転落した車両の写真を見て、事故の深刻さを認識した。でもって、失言を恐れるモードに突入したのだと思う。これはうかつなことは 言えない。間違っても冗談になんかできない。
「ああ……」
「これはひどい」
以下、断片的な、奥歯にもののはさまった感じのツイートが並ぶ。 (続きを読む…)

 

福島中通り汚染は広く深刻、国は学童疎開を

8月 4th, 2011 | Posted by nanohana in 1 体への影響と防御 | 1 子供たちを守ろう | 1 放射能汚染 | 1 福島を救え | 5 オピニオン - (0 Comments)

Blog vs. Media 時評 8月3日 団藤保晴

福島市や郡山市など中通り放射能汚染地区の広がりを「文部科学省による放射線量分布マップ」(8/2公表)で確認して、その大きさにショックを受けました。6月から7月に福島第一原発から100キロ以内2000カ所で土壌調査した際に、1メートルの高さで空間線量を測っています。地図を以下に引用します。

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ダイヤモンド・オンライン 8月3日

 

山崎元のマルチスコープ
【第192回】 2011年8月3日
山崎 元 [経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員]

泣くべきでない時は、泣くな

まさか、あの場面で泣くとは思わなかった。海江田万里経産相は、7月29日の衆議院経済産業委員会で自民党の赤沢亮正議員に辞任時期の明確化を迫 られて、泣き崩れる場面があった。氏の答弁は「出処進退は自分で決めさせていただく。もうしばらくこらえてください。お願いします」というものだった。

はたして、この場面で泣く人物に、収束しない原発事故やTPPなど大きな問題が目白押しの経産大臣を任せていていいのだろうか。呆れると同時に不安になった。 (続きを読む…)

 

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