児玉龍彦東大教授の国会陳述の衝撃 ── 広島原爆の29.6個分の放射線総量が漏出している!
8月 1st, 2011 | Posted by in 1 体への影響と防御 | 1 子供たちを守ろう | 1 福島を救え | 3 政府の方針と対応 | 5 オピニオン 数人の友人・知人から「27日の衆議院厚生労働委員会『放射線の健康への影響について』の参考人招致での児玉龍彦東大教授の裂帛の演説を聞いたか」と通報があり、あわててで視聴した。
この日の委員会では、何人かの放射能専門家が意見を述べているが、その中で圧倒的 に迫力があるのは、東大の医師で同大アイソトープセンター長でもある児玉で、熱量で見て広島原爆の29.6個分の放射線総量が漏出しているにもかかわら ず、政府の対応はその実状から余りにかけ離れていると怒りを込めて告発している。
不思議なのは、この内部被曝問題の第一人者の重大発言を翌日の新聞がほとんど1行も報じておらず、ネットで検索し直した限りでは、NHKが他の参考人陳述と並べて1〜2行、彼が陳述した事実を報じているだけで、それも中身はほとんど伝えていない。
YouTubeを観て頂くのが一番早いが、時間を気にしながら早口でしゃべっていて、専門用語についていけない部分もあるかと思うので、ネットで出回っている複数の全文起しを借用しつつ若干手をくわえてて以下に掲げる(小見出しと[]内は当編集部による補足)。
なお、同教授が陳述に使用した3ページの資料は以下にアップされている。
★http://www.slideshare.net/ecru0606/ss-8725299?from=ss_embed
この記事はこちらから The Journal
高野論説 前編
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児玉先生の陳述は迫力があり、無為無策の政府の対応を糾弾していると思います。これを馬の耳に念仏で終わらさないように国会の対応を見張らなければいけないと思います。福島でおこっていることは、明日は我が身におこることです。
少し気になることは、放出された放射能は0.15パーセントで原爆29個分といわれていますが、私は1.5パーセントで290個分というのがより近いのではないかと思っています。詳しい方教えて下さい。