ストレステスト会議 開催できず
NHK 2012.1.18
原子力発電所の運転再開の判断の前提となる「ストレステスト」の結果を専門家が議論する原子力安全・保安院の18日の会議は、会議室での傍聴が認められなかったことなどから運転再開に反対する人たちが会議室に入り込んで抗議を続け、予定から2時間半以上たっても開催できない異例の事態となっています。
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ストレステスト会議 開催できず
NHK 2012.1.18
原子力発電所の運転再開の判断の前提となる「ストレステスト」の結果を専門家が議論する原子力安全・保安院の18日の会議は、会議室での傍聴が認められなかったことなどから運転再開に反対する人たちが会議室に入り込んで抗議を続け、予定から2時間半以上たっても開催できない異例の事態となっています。
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産経新聞 2012.1.15
出版記念パーティーで熱弁をふるう高田純教授=昨年12月8日、東京・元赤坂の明治記念館
元航空幕僚長の田母神俊雄氏が第1回の最優秀賞に選ばれて騒然となった「真の近現代史観」懸賞論文。第4回の選考では札幌医科大の高田純教授(57)による論文「福島は広島にもチェルノブイリにもならなかった~東日本現地調査から見えた真実と福島復興の道筋」が最優秀賞(賞金300万円)となった。理系論文での異例の受賞で、現地調査を積み重ねた上での大胆な結論は世間に衝撃を与えそうだ。田母神氏も激賞する論文の中身とは…。(溝上健良)
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東京新聞 2012.1.12
ガラス固化体製造試験が再開される青森県六ケ所村の再処理工場内部=日本原燃提供
福島第一原発事故を受けた新たなエネルギー政策が決まっていないのに、使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」事業の中核的な二施設で、試験運転や建設を再開する動きが出てきた。核燃料サイクルは中止になる可能性があり、そうなれば不要な施設となる。専門家からは批判の声が出ている。
核燃料サイクルをめぐっては、本紙の調べで、四十五年間に少なくとも十兆円が投じられたことが判明。電気料金の一部が主な原資となっているが、サイクルが完成するめどは立っていない。今夏をめどに決まる新政策でも、核燃料サイクルの存廃が最大の焦点だ。
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東京電力の中長期の再建策を示す「総合特別事業計画」で、「一時的な公的管理」が検討されて いる。3月末までに策定される予定で、東電、政府、金融機関などの思惑が交錯した“神経戦”は大詰め段階に入った。政府は国民の納得感を模索するなかで、 「債務の株式化」などを検討している。
「東京電力はまだまだ陥落していない。勝俣恒久会長をはじめ、首脳らが経営の自主性に対し、強力な執着心を示したメッセージを放ったものだ」と関係者は語る。メッセージとは、電気料金値上げ方針のことだ。
47NEWS 2012.1.10
高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)を運営する文部科学省所管の独立行政法人(独法)「日本原子力研究開発機構」が2009年4~9月に、関係する公益法人などに「会費」名目で計1億900万円を支出していたことが9日、民主党行政改革調査会の調べで分かった。一部法人には文科省や原子力機構のOBが「天下り」している。
原子力機構には09年度に国から約1850億円が交付されており「お手盛り」との批判が出そうだ。総務省所管の独法「情報通信研究機構」も10年度に4550万円の「会費」名目で支出があった。
2012/01/10 02:02 【共同通信】
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47NEWS
2012.1.1
経済産業省の安井正也官房審議官が経産省資源エネルギー庁の原子力政策課長を務めていた04年4月、使用済み核燃料を再処理せずそのまま捨てる「直接処分」のコスト試算の隠蔽(いんぺい)を部下に指示していたことが、関係者の証言やメモで分かった。全量再処理が国策だが、明らかになれば、直接処分が再処理より安価であることが判明し、政策変更を求める動きが加速したとみられる。
2カ月後、青森県六ケ所村の再処理工場稼働で生じる費用約19兆円を国民が負担する制度がとりまとめられており、データ隠しが重要な決定につながった疑いが浮上した。
再処理を巡っては02年以降、東京電力と経産省の首脳らが再処理事業からの撤退を模索していたことが判明している。安井氏は京大工学部原子核工学科卒の技官で長年原子力推進政策に関わってきた。いわゆる「原子力ムラ」が撤退への動きを封じた形だ。
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Bloomberg.co.jp 2011.12.29
12月29日(ブルームバーグ):元経済産業省官僚で現在は大阪府市統合本部の顧問を務める古賀茂明氏は、枝野幸男経産相が東京電力に迫った国有化案につ いて「経営者や株主、債権者の責任をはっきりさせないまま公的資金を注入したら、彼らを守ることになる」と述べ、東電は破綻処理すべきだとの従来の考えを 改めて示した。
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4分
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東京新聞 2011.12.27
東京電力は27日、原子力損害賠償支援機構に対し、福島第1原発事故の賠償費用として約7千億円の資金支援を要請した。東電は11月、支援機構から約9千億円の支援を受けた。今回は2回目の要請で、年明けにも認められる見通しだ。
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低線量被曝に対する日本政府の公式見解をご存知だろうか?
内閣府の有識者会議が12月15日にまとめた報告書がそれだ。
会議の座長はミスター100ミリシーベルトこと山下俊一氏の師匠、長崎大の長瀧重信氏。長瀧氏は「チェルノブイリでは原発内で28名が被曝、死亡しただけで、周辺住民への健康被害はゼロだった」という日本政府の公式チェルノブイリ原発事故評価を作成していることでも知られる。
会議報告書は、年間20ミリシーベルトを被曝した場合の影響は、「健康リスクは他の発がん要因と比べても低い」と明記し「喫煙は(年間)1千~2千ミリシーベルト、肥満は200~500ミリシーベルト、野菜不足や受動喫煙は100~200ミリシーベルトのリスクと同等」などとしている。細野豪志原発相が「20ミリシーベルトで人が住めるようになるということだ」と発言するなど、汚染地域への住民帰還に向けてのお墨付きといえる。
早速、原子力災害対策本部は、避難区域の再編方針を、年間20ミリシーベルトの積算放射線量を基準として策定している。
福島の汚染地域被災者にとって来年は恐ろしい年になる。
nanohana記
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47NEWS 2011.12.26
原子力災害対策本部の会合であいさつする野田首相(左から2人目)=26日午後、首相官邸
政府は26日、原発事故の収束宣言を受け、来年3月末をめどに、現在の避難区域を年間被ばく放射線量に従って3区域に再編することを決めた。早ければ来春にも帰還が実現する見通し。
居住できる目安は年20ミリシーベルト以下と、これまでの基準を維持した。
3区域のうち、年20ミリシーベルト以下の「避難指示解除準備区域」は一日も早い住民の帰還を目指し、線量の中間目標を設定し、優先順位をつけて除染。事業所や農業の再開も認める。インフラ復旧や、学校など子どもの生活圏の除染が十分に進んだ段階で避難指示を解除する。
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47NEWS
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時事通信 2011.12.26
政府の原子力災害対策本部が26日決めた避難区域の再編方針は、年間20ミリシーベルトの積算放射線量を基準とした。これは、政府の低線量被ばくのリスク管理に関する作業部会が過去の医学データに基づき、「年間20ミリが健康に与える影響は肥満や喫煙など他の発がん要因に比べて低い」と結論付けたことが根拠とされている。
除染作業は、20ミリ程度の地点では2年後に中間目標の10ミリ程度に引き下げ、達成後に5ミリへの引き下げを目指す。(2011/12/26-21:05)
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時事通信
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NHK 2011.12.28
福島第一原子力発電所の事故対策に当たった政府と東京電力の「事故対策統合本部」の会議の議事録が作成されていないことが分かり、専門家は、事故対応を検証したり教訓を収集したりするうえで大きな支障となるおそれがあると指摘しています。
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