2012年スギ・ヒノキ花粉飛散予測前線・各地花粉飛散予測数の情報です。
地図をクリックすると、各地の詳細情報(’12年予測値、’11年実測値、’10年実測値、過去10年間平均値)が表示されます。
NPO花粉情報協会 提供
(2012年スギ花粉予測情報, 2011年9月現在の予測)
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大阪の二業者から生産されたシイタケからセシウム41~113ベクレルが検出されました。
原木は福島産を使用。
汚染地域の原木は8月まで何の規制もなしに流通していました。その後、150ベクレルという基準値が決められましたが、この汚染度の原木からは理論上450ベクレルの毒きのこが育つ見込みです。
福島はシイタケ原木の生産で日本一。全国に汚染原木が流通しているおそれがいよいよ濃厚になってきました。
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産経新聞 2011.12.24
厚生労働省がまとめた食品中の放射性物質についての基準値案が22日、薬事・食品衛生審議会の部会で了承された。
福島第1原子力発電所の事故後に定められた暫定基準値に比べると20分の1~4分の1という低い値になっている。この新基準値案は、現状において厳し過ぎないか。
原発からの新たな漏出は収まっているものの、環境中には事故直後に飛散した放射性セシウムなどが存在している。
この状況下で基準を大幅に厳しくすれば、出荷停止となる食品が急増しかねない。風評被害が、震災からの農業などの復興を妨げたりはしないか心配だ。
新基準値案では、「飲料水」の上限が1キロ当たり10ベクレルとされたのをはじめ「乳児用食品」と「牛乳」がそれぞれ50ベクレル、野菜や穀類、魚肉類などの「一般食品」が100ベクレルに改められた。
現行の暫定基準値は、飲料水と牛乳・乳製品で各200ベクレル、野菜などで500ベクレルとされている。乳児用食品は、新基準で設置された区分である。
放射線の被曝(ひばく)と健康について考えるとき、目安として忘れてはならないのが、事故とは関係なく、もともと自然界に存在している放射性カリウムなどの存在だ。
それを飲食物を通じて摂取している結果、人体は約6000ベクレルの放射能を帯びている。体重60キロの人なら1キロ当たり100ベクレルという計算だ。健康人の体内の放射能の方が、新基準値案の飲料水や牛乳のレベルを上回っているわけである。ここにも基準値案の厳しさの一端が、顔をのぞかせる結果となっている。
新基準値案は、安全よりも安心志向の規格といえる。平常時なら厳しい基準が適用されて当然だが、今の被災地などの生活環境は、いまだ非常時に近い。そこに平常時に準じた数値を導入すれば、測定値のわずかな超過によって、不安や混乱をあおり立てることになりかねない。
厚労省は来年4月からの新基準導入を目指しているが、急ぎ過ぎだ。適用を数年延ばしたり、基準を段階的に厳しくしたりする措置を講じることが望ましい。
それと同時に基準値の持つ意味を国民に分かりやすく説明する努力が必要だ。消費者や生産者、販売者の理解がなければ、食の安全の真の目安にはなり得ない。
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2011.12.22
「ストレスで疲れ果てました」と、1歳半の男の子を持つ若い母親がいう。食品の放射線汚染が気になるので、安全を確認したものだけを食べさ せたいと思い、そのために1日のかなりの時間を割いているという。ときどき、西日本に引っ越したいと真剣に考えるが、夫の仕事もあってなかなか行動には移 せないと語った。
MERX 2011.12.22
「明治の粉ミルクにセシウムが含まれていた」という報道を受け、愛知県刈谷市の株式会社八進が日常的に購入できる加工品を“500検体”まで無料での検査を開始した。
検査の為には1kgが必要になるという。
検査対象となるもの
市販の加工食品で、未開封のもの。
その中で「商品名」「メーカー」「賞味期限」「製造ロット」「製造地」が分かる状態で送付できるもの。
同一の製造地、*賞味期限で、およそ「1kg」を用意できるもの。
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産経新聞 2011.12.21
県は21日、佐倉市内の農家1戸が生産した露地栽培シイタケから、国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)超の放射性セシウムが検出されたと発表した。同市は市内の農家全戸に出荷自粛を要請し回収を進めているが、すでに地元直売所向けだけでも約130キロが出荷されたという。市場を通して、さらに広く流通している可能性もあるといい、検査態勢のあり方が問われそうだ。
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食品安全委員会は今年7月には内部被曝と外部被曝合わせて生涯100ミリシーベルトと言っていた。しかし、10月に放射線審議会が年間総被曝量1ミリシーベルトの達成は困難とするや、急遽、外部被曝を切り捨て、内部被曝のみで生涯100ミリシーベルトに変更する。これはとてもご都合主義な決定だった。
今回の厚労省の新基準案はこの食品安全委員会の答申をふまえ、その”枠”いっぱいいっぱいまで”生かした”もので、経済側へは100%配慮、安全側へは無配慮という厚労省らしい作りになっている。
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福島県では高度汚染米の検出が止まりません。出荷制限がかけられているのは自主検査などで汚染が発見されたわずかな地域のみで、知事が検査体制の不備を認めたにもかかわらず大部分の地域はそのまま出荷が続けられています。県は出荷停止地域を中心にやっとより細かな検査を始めたところですが、続々と汚染が見つかっています。
18日には出荷制限地域ではない伊達市の旧掛田町地区から550ベクレルのコメが見つかり、現在の出荷制限地域より広範に汚染米が広がっていることがはっきりしました。
早急に全県出荷停止にし、精密な検査を行なったコメのみが出荷できる体制にしなければ、汚染米の市場への流入を止めることはできません。
以下読売新聞 伊達市旧掛田町地区のコメからもセシウム検出 2011.12.18 より
《福島市や福島県伊達市などで収穫されたコメ(玄米)から国の暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、県は18日、新たに伊達市の旧掛田町地区の農家1戸が作ったコメから1キロ・グラムあたり550ベクレルの放射性セシウムが出たと発表した。》
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