1号機7センチ、2号機10センチ相当
毎日新聞 2011年5月25日 東京朝刊
東京電力が24日公表した福島第1原発2、3号機で炉心溶融があったとする報告書の中で、1号機は 原子炉圧力容器の外側にある格納容器に直径7センチ相当の穴、2号機では格納容器に直径10センチ相当の複数の穴が開いている可能性が初めて示された。東 電は炉心溶融による2、3号機の圧力容器の損傷について「限定的」としているが、高濃度の汚染水がタービン建屋に漏れ出すなど、圧力容器やその外側の格納 容器の健全性は元々疑問視されていた。東日本大震災から2カ月半。対応に問題はなかったのか。事故収束に向けた工程表の履行も危ぶまれる。【平野光芳、八 田浩輔、久野華代】 (続きを読む…)