国民の命と安全を何だと思っているのか
6月17日追記
この件について、さらに取材中です。現在各方面のご回答をお待ちしております。
それを受けて、続報をお届けします。
6月15日追記2:
三重水産協議会がHP上で報道に対する訂正記事を発表しています。
http://www.miegyoren.or.jp/gyoren/otoiawase.htm
HPによれば、三重水産協議会が直接買い上げをするのではないとあります。
6月15日追記:
多くの方にたくさんの反響をいただきました。ありがとうございました。
そのなかで、このプロジェクトの責任者であるという方からご連絡をいただきましたので、この記事のソース、書いた経緯、その反響などをお伝えし、
“nanohanaでは、協力していただいているボランティアの方より、三重水産協議会への問い合わせ結果の報告を受けています。協議会の中の水産振興室の方が自分が担当者だとした上で、受け答えされています。
その応答の中でも、流通形態を把握していないと述べられています。そのうえ、産地を明記しますか?という質問に、加工食品の場合はその必要がないとおっしゃっています。
当サイトでは、これは恐ろしい事態が進行しているなと感じております。 サイトにあるように、トレーサビリティーが崩れるようなことがあれば、日本中の魚が汚染魚かどうかわからなくなってしまう事態を招きかねません。
皆様の被災地をお思いになるお気持ちは尊いものですが、それと食の安全の問題は別です。
本来、汚染されてしまった海域の魚は、東電が買い取って処分するのが筋と思います。消費者がそれを引き取らなければいけない道理はありません。
是非、今一度ご検討下さりますよう、お願い申し上げます。”とお伝えしたところ、次のようにお返事をいただきました。
“未だプロジェクトは具体的には動いていません。御指摘の部分を十分に考えてみます。
前職で岩手の大船渡で漁船を造っておりました関係で、東北の漁業者に対する想いは非常に強いものがあります。漁業者支援をすることのプロジェクトの責任者は私です。皆さまの御意向を十分配慮し如何に支援を考えて行きたいと考えます。”
また、”安全で安心な魚を他の産地のものと明確に区別して表示し、志の高い消費者にお届けしたいと考えております。”とのことでした。
誠意のある対応をしていただきました。意向を配慮してくださるという事ですので、期待を込めて、今後の成り行きを見守らせていただきたいと思います。ただ、中日新聞の記事でも、その辺のところがわかりづらく誤解を招き易い内容だったと思いますし、水産協議会の方のご対応も、はっきりとしないものでしたので、不安を招く要因が十分あったと思いますので、改めてプロジェクトの正確な内容の発表を、合わせて期待申し上げます。
以上、追記します。
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どうしようもないほどの高い線量、一刻も早く、少しでも下げる努力をしてほしいですが、それで終わりにするのではなく、直ちに20ミリシーベルトを撤廃する方向に進んでほしいものです(nanohana)
NHK 6月12日 21時2分
福島県が今月1日から行った放射線量の調査で、全体のおよそ22%に当たる372の小中学校や高校などで、1時間当たり1マイクロシーベルト以上の放射線が検出されたことが分かりました。各自治体では、校庭などの表面の土を取り除く作業を急ぐことにしています。 (続きを読む…)
原発は、事故を起こさなくても周辺住民の病気を増やしています。
ドイツ政府の調査では、原発から5km圏内の小児ガンは全国平均の1.61倍、 小児白血病は2.19倍となっていますが、日本国内ではどうなっているのか、佐賀県の玄海原発で調べました。(疫学調査の専門家の皆さんは、ぜひ全国の原発周辺の調査をして下さい)
農産物出荷制限 静岡市の本山茶から基準値超の放射性物質 1工場に出荷自粛を要請
静岡市の藁科(わらしな)地区の本山茶から、国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出され、県は生産した工場1カ所に出荷自粛を要請した。
消費者が手に取る製茶からの検出に、今が最盛期の日本一の茶畑が揺れている。 (続きを読む…)
お茶の検査も渋ったり、静岡県の食品の安全に対する認識は最低です。県が信用できないと、結局、静岡産の信用が失われると言うこともわかっていない。(nanohana)
朝日新聞 6月10日
静岡県が、自主検査で国の基準を超える放射性物質が検出されたとホームページ(HP)で公表しようとした東京都内の食品通販業者に、公表を控えるよう求めていたことが分かった。 (続きを読む…)
写真・動画多数
保育所玄関先にて 玄関マットは1000cpm |
ピース・フィロソフィー・センター
日本の国ではどんな放射能でも健康に影響はないようですが、海外では違います。
母乳の許容基準は、ドイツ放射線防護協会:4Bq、水の基準は米国:7.4Bq、WHO:10Bqです。
毎日新聞 6月7日
原発事故の母乳への影響を探る厚生労働省研究班は7日、母乳中の放射性物質の調査結果を発表した。福島県など8県の108人を調べ、福島県在住の 7人から微量の放射性セシウムを検出したが、主任研究者の欅田(くぬぎた)尚樹・国立保健医療科学院生活環境研究部長は「非常に低いレベルで、母体や乳児 への影響はない」としている。 (続きを読む…)
低線量被曝と、何らかの体調不良や病気との因果関係の証明はとても難しいらしい。
しかし、毛髪には被曝の痕跡が残るので、それを元に内部被曝総量を計算によって導き出すことが出来る。
政府は知っている。「3月15日に東京でチェルノブイリの時の何百倍もの放射性物質が検出されたこと」「年間20ミリシーベルトでな く、10ミリシーベルトでガンが増加すること」「子供には内部被曝が外部被曝の数万倍の影響があること」「実際にはプルトニウムやストロンチウムが放出さ れていること」。
お茶の場合、葉に放射性物質が付着したわけではない。土壌から吸い上げたセシウム137による汚染だ。洗っても落ちない。
坪井賢一 [ダイヤモンド社論説委員]
「私たちは異常事態下にある。その中で生活するのだから、定期的で安定した検査体制のもと、正確なデータを入手する必要がある。データを提供できる のは自 治体だけだ。千葉県でようやく始まった精密な観測に期待したい。ほかの自治体も千葉県と同じように始めてもらいたいものだ。
この記事を読む ダイヤモンド・オンライン 6月6日 特別レポート
放射能汚染された神奈川産のお茶についての考察です。
「チェルノブイリ原発事故(1986年)のときも、日本の土壌が汚染され一部の生活協同組合が国産茶葉を出荷停止にしました。
当時、その生協の自主基準値は37ベクレル(1キログラムあたり)でした。
出荷停止した国産茶は高いもので227ベクレル(1キログラムあたり)だったそうです。
そのとき日本の輸入食品規制値は370ベクレル(1キログラムあたり)でした。
(国内生産物には規制がなかったようです。)
現在、日本の食品基準値は、
放射性セシウム500ベクレル(1キログラムあたり)、
ヨウ素131が2000ベクレル(1キログラムあたり)となっています。」
ひなげし陽気
混乱ぶりを良く伝えていますが、考え方が中途半端な記事です。新聞も混乱の中のようです。
1ミリシーベルトを越えなくても危険だと認識した方が良いのでは?
その上で、せめて1ミリ以下という基準は守りましょう、と、いうことではないでしょうか。
2011年6月5日 11時21分
東日本大震災による福島第1原発の事故で、福島県内の子供たちが受ける放射線量を巡り、国と学校現場が混乱している。文部科学省は5月27日に 「今年度、年間1ミリシーベルト以下を目指す」とする新たな目標を決めた。年間20ミリシーベルトを上限とする基準への不信感解消が狙いで、専門家からの ヒアリングも進めている。だが、突然の目標設定に学校は困惑し、保護者の不安は根強いまま。教育委員会も「『1ミリシーベルト』の数字が独り歩きしないよ うにしてほしい」と訴えている。【木村健二、渡辺諒、長田舞子】 (続きを読む…)
首都圏でも、福島方面からの風が吹く日は放射線量が高くなっています。
この状況がいつまで続くのか、見通しは立ちません。
防護を考えた方が良さそうです。
梅雨と聞いて頭をよぎるのは、大気中に飛散している放射性物質を含んだ雨が我々の頭上に降り注ぐのではないか—という恐怖。
どう立ち向かえば良いのでしょうか?
〝放射能の雨〟に対して神経質になる必要はないという記述もありますが、
次の記事(放射性物質の微粒子が飛び続けている)を読むと、風向きによっては雨はもっと危険な気がします。
警戒エリアから外れた安全区域なのに安全基準の2倍に近い放射線量を計測!それなのに国は「エリア区分」の見直しはせず
首都圏の全ての児童公園の砂場で放射線量を調査する「東京砂場プロジェクト」は、6月2日、渋谷区の区民会館で「素人のための放射線計測講 座」を行った。雨が降ったため、外での計測ワークショップは行われなかったものの、定員100名の会場に対し、150名が集まり、熱心にメモをとる立ち 見の人々の姿も見られた。 (続きを読む…)
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