河北新報 2011.12.4
完全賠償を求めて「頑張ろう」と気勢を上げる双葉郡の住民たち
東京電力福島第1原発事故で避難生活を強いられている福島県双葉郡8町村の町村会が3日、「原子力被害の完全賠償を求める総決起大会」をいわき市で開いた。「われわれは世界最大の被害者」とする大会決議を採択し、政府と東京電力に早期救済を求めた。
住民約1400人が参加。双葉地方町村会長の井戸川克隆双葉町長は「加害者が作った様式での賠償はおかしい。被害者の権利として東電に被害全額の賠償を請求する」とあいさつした。
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