47NEWS 2011.11.24
東電の個人賠償、合意は千件 交渉難航浮き彫りに
東京電力は24日、原発事故の賠償金本払いで、8月末までの損害を対象に個人から受けた1回目の請求約2万件のうち合意に達したのが約千件にとどまり、計約20億円を支払ったと発表した。批判のあった請求手続きについては書類をほぼ半減させ、精神的苦痛の賠償額を9月以降も引き続き1人当たり月額10万円とする見直し策を合わせて公表した。
個人の賠償対象は約6万件に上ると想定され、手続きや交渉が難航していることが浮き彫りになった。「親身、親切な賠償」の実現に向け、9~11月分の損害を対象にした2回目の請求に備える。
You can follow any responses to this entry through the You can leave a response, or trackback.