時事通信 2011.12.18
東京電力福島第1原発事故の影響で、放射性物質の汚染を気にして「買えないものがある」とする人が首都圏で45%に上ることが、市場調査会社「マーケティング・リサーチ・サービス」(東京都文京区)のアンケートで18日、分かった。購入をためらう食材の中では、葉もの野菜が最も多かった。
調査は7~8月に実施。東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県の夫婦2人以上の世帯の妻(20~69歳)を対象に調査票を送付、返信があった250人分の回答を分析した。
同社によると、放射能に汚染されていると思って買えないものがあるか尋ねたところ、「ある」が20%、「まあある」も25%に上った。具体的に二の足を踏む食材(複数回答可)は、「葉もの野菜」が56%で最多。「牛肉・鶏肉・豚肉」が48%で続いた。
一方で、原発事故地域の応援コーナーで食料品を買うことがあるかとの質問に「ある」「まあある」とした人は計38%。放射能の影響がありそうな地域のものでも、店で売っていたら気にせず買うかとの問いに対しても、「買う」「まあ買う」は計33%あった。(2011/12/18-14:47)
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