大飯原発2号機 定期検査で停止 残り原発はあと7機 電力にしてわずか4%
12月 16th, 2011 | Posted by in 4 他の原発全般NHK 2011.12.16
大飯原発2号機 定期検査で停止へ
福井県の関西電力・大飯原子力発電所2号機は、定期検査のため原子炉を止める作業を16日午前9時ごろから始める予定です。大飯原発2号機が停止すると、国内の原発の87%が止まることになります。
大飯原発2号機では、16日午前9時ごろから原子炉の出力を下げる作業を始め、午後6時ごろに原子炉を止めて4か月間の定期検査に入る予定です。関西電力の原発は、福井県内にある11基のうちすでに9基が定期検査などで運転を止めていて、大飯原発2号機が止まると冬の電力の需要が高まる時期を前に動いているのは1基のみとなります。このため関西電力と政府は今月19日から来年3月下旬までの間、企業や家庭に対し、10%以上の節電に協力するよう呼びかけています。定期検査で止まっている原発では運転再開の判断の前提となる、「ストレステスト」が行われていますが、地元福井県は、福島第一原発の事故の知見を盛り込んだ安全基準が国から示されないかぎり、原発の再開を認めないとしています。全国では、大飯原発2号機が停止すると、原発54基のうち87%に当たる47基が止まることになり、年内に九州電力の1基も止まると90%近い原発が停止したまま本格的な冬を迎えることになります。
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