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がんばれ、古川知事。今が正念場! 6.11、全国から応援の声を届けよう!

6月 10th, 2011 | Posted by nanohana in 3 首長、自治体

保安庁の度重なる玄海原発運転再開要請に、明確な回答をさけた、佐賀の古川知事
慎重姿勢を貫いてもらうよう、6.11には、全国から運転再開NOの声を知事にとどけよう!

西日本新聞 6月10日

佐賀知事、再開に慎重 玄海原発 国要請に対し

九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)2、3号機の運転再開問題で、経済産業省原子力安全・保安院は9日、佐賀県庁で、古川康知事が5月に提起した原 発の耐震安全性など「三つの宿題」について回答し、再稼働にあらためて理解を求めた。知事は「データを使った説明で前回より前進したが、自分たちなりに分 析したい」と一定の評価をする一方、運転再開の判断について「安全性の確認を中心に据えており、道筋がついたわけではない」と述べ、引き続き慎重姿勢を示 した。

保安院による説明は5月17日に次ぎ2度目。前回、古川知事は(1)緊急安全対策での、津波だけでなく地震対策の必要性(2)浜岡原発を全面停止した理由(3)福島原発で使用されていたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の環境への影響-の3点を回答するよう求めていた。

9日、保安院の黒木慎一審議官は福島原発で 回収されたデータを示し「津波で全電源喪失に陥り、事故が深刻化した」と説明。「玄海原発周辺にはプレート(岩板)境界がない」と述べ、大規模地震の可能 性は低いとして、玄海原発の耐震強度に問題はないとの見解を示した。MOX燃料については「周辺へのプルトニウムの飛散はなかった」とし、浜岡原発の停止 は「大規模な津波襲来の切迫性」をあらためて理由に挙げた。

また、同席した資源エネルギー庁の横尾英博電気・ガス事業部長は「電力供給の安定や日本全体の復興のため、地元の理解と協力をお願いしたい」と述べ、運転再開に同意するよう要請した。

終了後、知事は「三つの課題をどうクリアするかだ。浜岡原発の停止は、結局は『政治の判断』。政治家の説明を聞く必要がある」と語った。

同日午後には県議会への説明会もあり、運転再開への「同意」を求める同庁に対し、県議からは「安全性を棚上げしろというのか」「今のままでは運転再開に同意できない」などと厳しい指摘が相次いだ。

=2011/06/10付 西日本新聞朝刊=

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