米排除の中南米カリブ共同体発足 33カ国で
12月 5th, 2011 | Posted by in 7 海外中日新聞 2011.12.4
2日、ベネズエラのカラカスで開かれた首脳会議で、ポーズを取る中南米とカリブ海諸国の首脳ら(ロイター=共同)
【カラカス共同】中南米とカリブ海の33カ国は3日、ベネズエラの首都カラカスでの首脳会議で地域機構「中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)」の設立を表明する「カラカス宣言」を採択し、同共同体が正式に発足した。
米国主導の米州機構(OAS)と異なり米国とカナダを排除しており、同地域での米国の影響力を低下させたいとの狙いがある。
3日の首脳会議には親米のコロンビアやチリからも大統領が参加し、地域の結束力の強さを示した。資源価格高騰や経済成長に伴い中南米地域の国際的な存在感が増す中、中南米諸国は、CELACを通じて国際社会での一層の発言力強化を目指す。
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