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セシウム米 福島市渡利地区からも 崩壊する検査・安全宣言の信頼性

12月 3rd, 2011 | Posted by nanohana in 1 放射能汚染 | 1 食品 | 3 首長、自治体

もはや、福島県がこれまでに行ってきたずさんな検査方法の信頼性は完璧に崩壊した。県は「安全宣言」を取り消し、直ちに全地域での出荷を停止するべき。

NHK 2011.12.2

福島市の中心部に近い渡利地区で、3戸の農家が収穫したコメから新たに国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されました。福島県によりますと、3戸の農家のコメはいずれも流通していないということです。

福島県によりますと、国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたのは、福島市渡利地区の3戸の農家が生産したコメで、国の暫定基準値のコメ1キログラム当たり500ベクレルを超える、590ベクレルから510ベクレルのセシウムが検出されたということです。3戸の農家が収穫したコメは、合わせて2トン、65袋分で、福島県によりますと、いずれも農家に保管されていて、出荷されたものはなかったということです。国の暫定基準値を超えるセシウムが検出されたことを受けて、福島県は、渡利地区を含む福島市の一部の地域に対して、コメの出荷の自粛を求めることを決めました。対象地域のコメ農家は406戸に上るということです。福島市の渡利地区は、福島県庁がある市の中心部に隣接している地域で、空間の放射線量が周辺に比べて高く、自主避難する住民も多く出ています。基準を超えるセシウムの検出は、福島市の大波地区、伊達市の旧小国村と旧月舘町に次いで4地区目です。

渡利地区の農家が加入しているJA新ふくしまは、「福島市内で収穫されたコメが、相次いで基準を超えたことは残念だが、事実をきちんと受け止め、市場には流通させないよう、県などの関係機関と連携して対応にあたりたい」と話しています。

NHK

 

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