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【千葉】剪定枝焼却を再開 灰の処分は未定 松戸市

12月 2nd, 2011 | Posted by nanohana in 1 汚染の拡散 | 3 首長、自治体 | 4 核廃棄物 がれき 汚泥

産経新聞 2011.12.1
 松戸市は1日、放射性セシウムの付着が疑われる剪定(せんてい)枝の保管場所がなくなったため焼却を再開することを決めた。焼却施設「クリーンセンター」(松戸市日暮)で行った試験焼却の結果、灰に含まれる放射性セシウムの濃度は施設内での管理が可能なレベルと判断した。ただ、焼却灰の処分方法は決まっていない。

 試験焼却は11月18~28日、1日約150トンの焼却ごみに平均5・4%の剪定枝類を混ぜて行われた。焼却灰の放射性セシウム濃度は1キログラム当たり2万~3万ベクレルになるとの予測もあったが、1万2072ベクレルだった。混合焼却前と比べても1572ベクレルの増加にとどまったため、29日以降も混合焼却を継続し、混合比率を20%に高めた。

 一方、焼却灰の放射性物質濃度が埋め立て処分の可能な1キログラムあたり8千ベクレルを下回っている「和名ケ谷クリーンセンター」(同市和名ケ谷)でも、剪定枝類の焼却を5日から行う。8千ベクレルを超えないように他のごみと混合する。

 同市は剪定枝類の焼却を8月22日に停止したが、集めた剪定枝類が約2千トンを超え保管場所がなくなっていた。今後は日暮のクリーンセンターで埋め立て処分できない焼却灰が増え続け、年内にも保管場所が足りなくなるという。

産経新聞

 

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