産経新聞 2011.11.27
大阪市長に当選した橋下徹前大阪府知事は、原発への依存度を下げる「脱原発」を関西電力に要求する方針だ。関電は原発を今後も基幹電源と位置付ける考えで、激しく対立しそうだ。
大阪市は関電株式の約9%(3月末時点)を持つ筆頭株主。橋下氏が率いる「大阪維新の会」は、東京電力福島第1原発事故後に原発への不安が高まっていることから、「脱原発」を提案していくことをマニフェスト(公約集)に明記した。
電力業界への新規業者の参入を促す狙いから、発電部門と送電部門を分ける「発送電分離」も求めていく方針だ。
これに対し関電の八木誠社長は「電力の安定供給が最大の責務」と述べており、橋下氏に原発の重要性を説明する考えだ。
日経新聞 2011.11.27
橋下氏「原発依存度下げるため、関電に株主提案」
大阪市長選で当選が確実になった前大阪府知事の橋下徹氏は27日の記者会見で、大阪市が筆頭株主の関西電力について「関西全体の原発依存度を下げるため、霞が関の『改革派』と呼ばれる官僚の力を借りながら、市役所にも現在の電力供給体制をどう変えていくべきかの案を作ってもらい、次の株主総会までに株主提案をやりたい」と述べた。
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