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乳児用食品、基準新設へ=24日審議会に提案-放射性セシウム・厚労省

11月 24th, 2011 | Posted by nanohana in 1 子供たちを守ろう | 1 放射能汚染 | 1 食品 | 3 政府の方針と対応

 2011.11.23
 食品に含まれる放射性物質の新たな基準づくりを進めている厚生労働省は23日までに、放射性セシウムについて、粉ミルクなど「乳児用食品」向けの規制値を新設する方針を固めた。他に「飲料水」「牛乳」「一般食品」の計4分類とし、それぞれ規制値を定める。24日の薬事・食品衛生審議会部会に提案する。

 半減期が短い放射性ヨウ素は現在はほとんど検出されないため、新たな規制値設定は見送る方向だ。
 現在の暫定基準は食品を「飲料水」「牛乳・乳製品」「野菜類」「穀類」「肉・卵・魚・その他」に分類。日本人の平均的な食事量を考慮して、内部被ばくが年5ミリシーベルトに収まるよう計算し、飲料水と牛乳・乳製品は1キロ当たり200ベクレル、他は同500ベクレルと定めている。
 厚労省は新基準で内部被ばくを年1ミリシーベルトに引き下げることを既に決定。今後、4分類それぞれの規制値を同審議会で議論する。暫定値の5分の1程度になる見通しで、乳児用食品や飲料水は、より厳格にすることも検討する。また、茶や干しシイタケなどの乾物は、水分を加えて飲んだり食べたりする状態での規制値を設ける方針だ。(2011/11/23-14:39)

 

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