下野新聞 2011.11.11
日光産ナメコ基準超 放射性セシウム検査
県環境森林部は11日、日光市産の原木栽培ナメコ(露地)から野菜類の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える517ベクレルの放射性セシウムを検出した、と発表した。県は同市に40軒ある原木ナメコ栽培農家の出荷自粛を要請した。
原木ナメコの出荷自粛は那須塩原市産に続き県内で2市目。両市産には政府から出荷制限の指示が出る見通し。
日光市産の出荷自粛期間は11日から1カ月間。この間に3回検査し、すべて基準値を下回れば解除される。ただ収穫期限があり、同市の本年産原木ナメコは事実上の出荷断念に追い込まれる可能性が高い。
基準値を超えた原木ナメコの栽培農家は本年産の出荷前で、検査結果が出るまで出荷を見合わせていた。
本県産原木ナメコの生産量は約60トン。県内生産者数は283戸。
下野新聞
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