尿検査で7%の子どもからセシウム ~187ベクレル/リットル 南相馬
11月 5th, 2011 | Posted by in 1 子供たちを守ろう | 1 放射能汚染 | 1 福島を救え | 1 食品NHK 2011.11.5
尿検査で7%の子ども 内部被ばく
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、福島県南相馬市の乳幼児が放射性物質を体内に取り込む内部被ばくをしていないか、尿を検査したところ、7%の子どもから放射性セシウムが検出されました。検査を行った会社では、健康に影響が出るような内部被ばくはなかったとしています。
福島県などが行っている内部被ばくの検査は、ほとんどが専用の装置で姿勢を維持できる小学生以上を対象にしていることから、福島第一原発に近い地域では、検査を受けられない乳幼児のいる家庭から不安の声が上がっています。このため、東京の医療コンサルタント会社「RHCジャパン」は、南相馬市内の6歳以下の子どもを対象に、尿に放射性物質が含まれていないか検査しました。その結果、これまで分析を終えた1500人余りのうち、7%に当たる104人から放射性セシウムが検出されました。ほとんどは検出限界を僅かに超える1リットル当たり20から30ベクレルの範囲で、最も値が高かったのは1歳の男の子で187ベクレルでした。生涯に受ける放射線量は最大でも0.37ミリシーベルトと推定されるということで、検査を行った会社では、健康に影響が出るような内部被ばくはなかったとしています。今回の結果について、放射線医学総合研究所の明石真言理事は、「検証が必要だが、一つの目安にはなる。チェックを受けた食品をとれば今後も被ばくが大きく増えることはないと思う」と話しています。
NHK
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「ただちに健康に影響はない」という言葉が想起されました。あのチェルノブイリでも顕著な健康被害が明らかになったのは数年後だといいますので、福島の子どもたちのことが心配です。
食品の産地に気をつけたり除染を行ったりすることも確かに意味はあるのでしょうが、場当たり的な対処か気休めに過ぎないのではないかとも思っています。
人それぞれ価値観や人生観がおありのこととは思いますが、主観的には東日本(特に福島県とその周辺及び関東のホットスポット)から西日本(放射性物質による汚染や地震をはじめとする自然災害による被災リスクの少ない岡山など)に移住する必要性を感じます。
震災時に福島県に居住していた人であれば取り敢えず岡山の公営住宅に入居できるそうですので、放射性物質による汚染の現状を楽観視せず先ずは移住を決断することが将来の健康を守るために必要なのではないでしょうか。