FNN フジニュースネットワーク 2011.11.4
岩手・宮古市からの震災がれき受け入れで相次ぐ苦情に石原都知事が「黙れ」と一喝
岩手・宮古市から震災がれきを受け入れた東京都に苦情が相次いでいることに対して、石原 慎太郎知事が一喝した。
石原知事は4日午後3時すぎ、「『黙れ』って言えばいいんですよ、そんなの。誰がそれでどうするの? 力のあるところが手伝わなくちゃ、しょうがないじゃないですか」と述べた。
震災がれきの受け入れをめぐって、東京都には、4日までに3,000件以上の意見が寄せられ、そのうちの9割以上は、受け入れに反対の意見だという。
東京都では、今後も苦情や不安などに対して、丁寧に説明をしていくとしている。
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産経新聞 2011.11.4
がれき処理反対には「黙れ」 石原都知事「皆の協力必要」
東京都が東北以外の自治体で初めて、東日本大震災で発生した災害廃棄物(がれき)を受け入れて処理を始めたことに対し、都民らから反対の声があることについて、石原慎太郎知事は4日の定例会見で「(放射線量などを)測って、なんでもないものを持ってくるんだから『黙れ』と言えばいい」と語った。
都は3日、岩手県宮古市から第1便として約30トンを受け入れ、処理を開始。がれきそのものから放射線量は検出されず、都内の処理施設周辺の空間放射線量にも影響はなかった。
石原知事は「放射線が出ていれば別だが、皆で協力して力があるところが手伝わなければしようがない」と指摘。「皆、自分のことばかり考えている。日本人がだめになった証拠だ」と述べた。
がれきの受け入れを表明した9月末から今月3日までに、都には3328件のメールや電話が寄せられ、うち2874件が反対や苦情。賛成などの声が200件だった。都は今年度内に1万1千トンを受け入れ、平成25年度までに岩手・宮城両県のがれき計50万トンを処理する方針を示している。
産経新聞
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受け入れ反対には「『黙れ』って言えばいい」 石原都知事のがれき問題発言に賛否両論―【私の論評】なぜ、否定論がでてくるのか理解出来ない?!
こんにちは。石原知事の瓦礫受け入れ反対派には「黙れ」っていえばいいという発言が問題になっているようです。この発言自体に関しては、いかにも石原流で、私もなんともいえません。しかし、瓦礫持ち込みそのものを否定することは、理解できません。現に、都内でも、先日は高濃度の放射性物質が一般家庭から発見されたり、それ以前に、病院や大学には、放射性物質が保管してあるのが当たり前です。最近、工場見学がはやっていますが、化学工場など、危険物質だらけであり、これを考えれば、瓦礫のほうが余程安全だと思います。日本にもいわゆる恥じを感じるとか、惻隠の情というものが薄れているニッポン人が多くなっているのだと感じました。詳細は是非私のブログを御覧になってください。