TOKYO MX TV 2011.10.27 2分
放射性物質を含む汚泥の焼却灰が多摩地域に仮置きされていた問題で、東京都はきょうから東京湾にある中央防波堤に焼却灰を埋め立てる作業を開始しました。
多摩地域では下水道処理施設から出た汚泥が5月に放射性物質を検出したことから、資源として再利用できずに施設で保管されていました。多摩の7つの下水道処理施設で保管されている焼却灰はおよそ3000トンで保管スペースも限界に近づいていました。
焼却灰はおよそ800ヘクタールある中央防波堤の埋め立て地で行われています。焼却灰は施設を出た後、飛散しないよう別の施設で処理し、ふた付きのトラックで運び、焼却灰を含んだ土の上に別の土をかぶせていきます。都は焼却灰が放射能の埋め立て基準値を下回っているほか、万全の飛散防止策をしていると話します。下水道局の新井進さんは「厳重に管理して運んで飛散防止をした上で埋め立てていますので、万全に対応していきたい」としています。
都では今後、セメントなどへのリサイクルを再開できるよう各方面に働き掛けていく方針です。
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