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福島県 魚介類の9割弱が汚染 海草、ウニなど100% 福島県水産試験場中間報告

10月 26th, 2011 | Posted by nanohana in 1 放射能汚染 | 1 食品

福島県水産試験場が県漁協組合長会で魚介類の放射性物質検査結果(いわき海域と相双海域)の中間取りまとめを報告。
福島海域における水産物の激しい汚染が明かになった。
4月7日から10月17日の間に検査された1188検体のうち9割弱にあたる1029検体からセシウムを検出。
汚染の度合いもひどく、ゆるゆるの暫定基準値をも超えたものが84検体もあった。
魚以外でもウニや海草の汚染は激しく、どちらも汚染率は100%、ウニでは平均で482ベクレル、同じくヒジキ605、昆布104、ワカメ284、アラメ496など
甲殻類や貝類からも高い数値が出ている。

福島県沖における緊急モニタリングの魚種別総括表

海面(魚介類)-いわき海域
海面(魚介類)-相双海域
海面(海藻)

↑ ↑ ぜひ、これらの表を見てください。驚くべき数値が並んでいます。

KBS福島放送 2011.10.26

福島 84検体で基準値超 魚介類放射性物質

県漁協組合長会で県水産試験場が魚介類の放射性物質検査結果の中間取りまとめを報告した。

検査開始の4月7日から10月17日までの結果の集計。

報告によると、これまでに104種類、1188検体を調べ、19種類、84検体で放射性セシウムが食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超えた。

海域別では、いわき海域の18種類73検体、相双海域の7種類11検体が基準値を上回った。
KBS福島放送
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毎日新聞 2011.10.26

東日本大震災:県内沿岸漁業、来月の試験運転断念 規制値超セシウム検出 /福島

県内6漁協でつくる県漁業協同組合連合会(野崎哲会長)は25日、福島市内で組合長会を開き、福島第1原発事故で自粛していた県内の沿岸漁業の11月中の試験運転の断念を決めた。協議した結果、アイナメなどで依然として暫定規制値の1キロあたり500ベクレルを超える放射性セシウムが検出されているため。来月以降に開く次回会合で再び話し合う。

会では緊急時モニタリング検査の中間とりまとめが報告された。これまでに104種類の魚介類についてのべ1188回の検査が行われた。4月から半年間の検査で19種類が暫定規制値を超え、そのうち、シラスやホッキ貝、アワビなどでは時間の経過と共に数値が下がり、暫定規制値を下回った。しかし、シロメバルやアイナメ、マコガレイ、コモンカスベは10月に入っても暫定規制値を超えた。

海水では5月には1リットルにつき数十ベクレルの地点が多く見られたが、9月にはすべての地点で検出限界未満だった。海底の土の放射性濃度も全体的に低下傾向にあるが、数千ベクレルの地点もあるため、今後も注視していく必要があるという。

野崎会長は「海洋への汚染水の流入を心配する声が多く聞かれた。東電には海の汚染につながるような行為は慎んでもらいたい。年内の再開を目指しているが、500ベクレル以下でも消費者にどの程度なら安心してもらえるか分からない」と話した。【長田舞子】

 

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One Response

  • えっと says:

    驚くことでもなんでもないと思いますが…
    当然の結果です。
    ちなみに、福島県産だけじゃないと思いますよ?
    回遊魚のことも考えれば、もっと広範囲に広がっていると思います。
    海外も含めて。。

    いまさらです。

    返信


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