京都 被災された農家さんと新天地とをつなぐ ハローファームプロジェクト
10月 24th, 2011 | Posted by in 1 福島を救えハローファームプロジェクトとは?
ハローファームプロジェクト とは、野菜提案企業(株)坂ノ途中が行う、農家さんを支援する非営利のプロジェクトです。
2011年3月11日に発生した未曾有の大震災、そして福島第一原発の事故によって、東北・北関東地方で農業に携わる多くの方が困難な状況に追い込 まれました。津波による塩や泥の被害、そして放射能汚染。長年大切につくってきた土を失い、移転を余儀なくされている方も少なくありません。
しかし、農家さんにとって自分の耕してきた土は魂そのもの。別の土地で新たに農業を始めるのは、被害に遭った大地を復活させるのと同様に容易なことではありません。
「ハローファームプロジェクト」は、関西を中心とした有機農家さんのネットワークを活かし、被災されて新たな農地を求める農家さんと、受け入れられる農業法人や休閑地とをマッチングし、ひとりでも多くの農家さんがよりよいかたちで農業を続けられるよう、さまざまな方面からサポートしてゆきます。
ハローファームプロジェクトのしくみ
なぜマッチングが必要なのでしょう?
ひとくちに「被災された農家さん」と言っても、その気持ちはさまざま。被災地と関西を行き来し、現地の復興に携わりながら農業を続けたい方、完全に関西への移住を希望される方…。
また受け入れ側の条件も、受け入れる形式や受け入れられる期間等、同じように多様で複雑です。
たとえ提供される農地がどこかにあったとしても、ただでさえ生活の立て直しの見通しが立たない農家さんにとって、その情報を集め、相手方と連絡を取り合って条件を調整すること、さらにうまくめぐり合えなかった際にそれを繰り返すことは大きな負担になると予想されます。
ハローファームプロジェクトの役割
そうした農家さんの負担を極力軽減し、よりよい新天地にめぐりあって農業を続けていただくため、ハローファームプロジェクトはこれら二者の間に立ちます。
プロジェクトは以下のような流れで進行します。
[1]情報の集積
被災されて新たな農地を求める農家さんと、農地を提供されたい関西の方の情報を募り、集積します。
[2]マッチング
プロジェクト運営側で情報を抽出し、条件が合致する組み合わせをつくり、引き合わせます。
[3]長期的なサポート
関西での新たな農業が始まり無事に軌道に乗ったあとも、野菜提案企業として流通・販売の側面からサポートをつづけます。
[4]ノウハウの蓄積・発信
受け入れの成功事例をモデル化し詳細にレポート。ノウハウの公開や発信を行い、他団体が行う受け入れ事業の加速や成功率アップを目指します。
ハローファームプロジェクトは被災された農家さんを応援します。
ハローファームプロジェクトでは、被災された農業関係者を応援し、さまざまな側面からサポートいたします。東日本大震災・福島第一原発事故の影響で農地が使えなくなってしまった農家さん、これを機に就農したい方、関西の農地で新たなスタートを切ってみませんか?
お問い合わせはこちら。まずはお気軽にご連絡ください。
以下の連絡先にも直接お問い合わせいただけます。
株式会社 坂ノ途中
TEL:
FAX:
メール:hello-farm [@] on-the-slope.com(担当:宮下)
以上、ハローファームプロジェクトのHPより
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