毎日新聞 2011.10.21
林野庁は21日、東京電力福島第1原発事故で福島県内のスギ花粉に放射性セシウムがどれだけ含まれるかを調査する方針を決めた。放射線量が高い場合には、環境省が年末に発表する花粉飛散予測に盛り込むことも検討する。
必要経費を11年度第3次補正予算案に盛り込み、来月にも福島県内の警戒区域内のスギ林で雄花を採取して放射線量を調べる。花粉の線量調査は前例がなく、同庁は「どれだけ含まれるかは、やってみないとわからない」としている。
同庁によると、福島県内のスギ林は約18万5000ヘクタールで、県内森林面積の約2割を占める。
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