埼玉のお茶(製茶)94検体全てが暫定基準値超え 506~2063ベクレル すでに7740キロは販売済み
10月 21st, 2011 | Posted by in 1 放射能汚染 | 1 汚染の拡散 | 1 食品厚生労働省発表の【自治体が公表した放射性物質の検査結果】(10月20日)より
埼玉県の川越市・所沢市・飯能市・本庄市・狭山市・上尾市・入間市・新座市・鶴ヶ島市・日高市・毛呂山町・ときがわ町・横瀬町・長瀞町・小鹿野町の各地で生産されたお茶(製茶)全94検体の全てから暫定規制値をも上回る506~2063ベクレルのセシウムを検出。
下記の新聞(19日付け毎日新聞)によると、埼玉県産の狭山茶、1081銘柄の検査の結果、97銘柄から国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る2063~504ベクレルを検出したとしており、発表されているものと数が合いません。もしかしたら、暫定基準値を上回ったものだけ発表しているのではないでしょうか?同じ新聞記事に「規制値を下回った銘柄は「検査済」のシールが張られ、出荷・販売自粛が順次解除されている。」とあります。数値が発表されていませんが、おそらく500ベクレルすりきりいっぱいのセシウムを含んだお茶が市場に出回ることになるようです。
というか、すでに基準超えのもの7440キロが販売されており、県は回収と廃棄を業者に要請とあります。
なんと言うことでしょう!
恐ろしいことに、製茶に含まれるセシウムはお茶を入れると5~6割が溶け出すと同記事に書いてあります。
記事の結びには落ち着いて対処してほしい。とあります。もうすぐ悟りを開きそうな気がしてきました。
毎日新聞 2011.10.19
放射性物質:狭山茶97銘柄から規制値超 計111銘柄に
県のまとめによると、1446銘柄中、放射性セシウムがたまりやすい「若芽・早摘み」の検査では、365銘柄のうち14銘柄で規制値を上回った。 また、国の抜き打ち検査などで5銘柄の規制値超えが確認された。規制値を下回った銘柄は「検査済」のシールが張られ、出荷・販売自粛が順次解除されてい る。
全銘柄検査が区切りを迎えたことについて、県内の70代の茶業者は「今年の売り上げは例年の2割にとどまっている。区切りがついたといってもこの 先どうなるか。例年ならお歳暮用に売れ出す時期。なんとか早く売り上げが回復してほしい」と懸念を語った。【大谷津統一、平川昌範】
◇健康に影響のあるレベルではない
田上恵子・放射線医学総合研究所放射線防護研究センター主任研究員の話 1年間の1人当たりの製茶消費量が1キロに満たないことを考えると、仮に 暫定規制値を超えたお茶を飲用していても健康に影響のあるレベルではない。さらにお湯で抽出される放射性セシウムは製茶に含まれる量の5~6割程度なの で、飲用される量はより低くなる。自分が飲んでいる銘柄のお茶に含まれる濃度や、どれぐらい飲んだのかを確認するなどして、落ち着いて対処してほしい。
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