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次に々に見つかる各地のマイクロ・スポットにこそ、除染が有効です

10月 19th, 2011 | Posted by nanohana in 1 子供たちを守ろう | 1 放射能汚染 | 1 除染

各地で多くの住民による測定が行われ、マイクロスポットと呼ばれる局所的なホットスポットが次々と発見されて話題になっています。除染が一番効力を発揮するのはこのマイクロスポットの対処法としてでしょう。洗浄水や除去した土などの後処理など問題もありますが、ひとまずマイクロスポットには対処法があるので、極端に恐れる必要はありません。除染要請を学校や自治体に行いましょう。
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東京新聞 2011年10月19日

放射線「ホットスポット」 住民が測定 各地で広がる 足立の小学校


高い放射線量が計測された雨どい付近の土壌を掘り、袋に集める作業員ら=足立区の東渕江小学校で

民有地や、学校の砂場以外の地面など、これまで区が測定していなかった場所で、区民の調査により新たに高い放射線量が検出される事態が都内で相次 いでいる。小学校敷地内で高線量を検出した足立区は十八日、土の除去を実施。葛飾区では同日、市民団体の調査結果の説明を、区長が自ら聞いた。 (小野沢 健太、榎本哲也)

足立区は十八日、地上五センチで毎時三・九九マイクロシーベルト(一マイクロはミリの千分の一)の放射線量を検出した区立東渕江小学校(東和三) で、検出場所の土を除去した。線量は同〇・一五マイクロシーベルトに下がり、区の規制値〇・二五マイクロシーベルトを下回った。区は立ち入り禁止措置を解 除した。

除染作業は、プール脇の雨どい下にある土を縦横一メートル、深さ十センチ掘り返した。区が委託した建設会社の作業員がマスクと手袋を着用し、ス コップで土を除去。線量は前日に比べ、地上五センチで二十五分の一、五十センチで三分の一、一メートルで二分の一程度に下がった。

除去した土はポリエステルとビニールで三重になった袋に入れ、近くに掘った深さ一・二メートルの穴へ埋めた。区の担当者は「規制値以下になり、ひと安心」と胸をなで下ろした。

ただ、同校の屋上や花壇、側溝など二十六地点で実施した追加の測定(地上五十センチ)では、校舎東側の学童保育室入り口付近の雨どいで、規制値超 の毎時〇・二七マイクロシーベルトを検出。区が緊急対応の目安とする同一マイクロシーベルトには満たないため立ち入り禁止にはせず、今後、除染作業を行 う。十八日も、さらに約十地点で測定する予定だ。

坂入信敏校長は「数値は下がったが、保護者の不安も聞くのできちんと対処したい」。健康への影響を心配する問い合わせが十件ほどあり、十八日の下校と十九日の登校で、プール脇に面した通学路を通らないよう児童へ指示したという。

東京新聞

 

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