ポロニウム210の測定を要請-日本禁煙学会 たばこは放射性重金属を濃縮,癌の危険が
10月 18th, 2011 | Posted by in 1 放射能汚染 | 1 汚染の拡散 | 1 食品 | 5 オピニオン医療介護CBnews 2011.10.17
たばこの発がん物質ポロニウムの測定を要望- 日本禁煙学会
日本禁煙学会(理事長=作田学・杏林大客員教授)は10月17日、煙を吸い込んだ人の気管支分岐部に集中的に沈着して肺がんを引き起こすとされる「ポロ ニウム210」など、たばこに含まれる放射性物質の測定を求める要望書と、ポロニウムの危険性などを訴える緊急声明を、小宮山洋子厚生労働相にあてて提出 した。
日本禁煙学会の記者会見。放射線のマークを貼られたたばこが並ぶ(10月17日、厚労省内)
要望書では、▽東北・関東地方の葉タバコに含まれるセシウムやポロニウムなどの放射性物質の測定▽製品化されたたばこのポロニウムの測定-を、緊急声明 では、たばこの煙や灰などを放射性物質と認識すべきとし、喫煙スペースの撤廃などを求めている。今回の提出に先立ち、14日に安住淳財務相にも同様の要望 書を送付した。
17日に厚労省で記者会見した作田理事長は、「タバコは土壌から放射性の重金属を非常に効率的に葉に取り込み濃縮する性 質を持つ」と指摘し、「セシウム濃度の高い所がある」東北・関東での葉タバコの調査を要請。また、1980年に日本専売公社(現日本たばこ産業)が「ポロ ニウムと受動喫煙の関係を調べるべき」と記述した記録が残っていたことに言及し、製品化されたたばこも調査するよう求めた。
医療介護CBnews
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