ドイツZDFテレビ「福島原発労働者の実態」 これが日本式の人権蹂躙
10月 8th, 2011 | Posted by in 3 東電 電力会社 原子力産業 | 3 隠蔽・情報操作と圧力 | 4 原発の作業現場 | 7 海外東電の辞書に”責任”の文字はない。
医者は”笑えば放射能から身を守れるとアドバイスする”
ドイツ人にはびっくりな日本の日常風景 7分
ナレーションでは、山下氏の発言は、「動物実験はありませんが」になっていますが、彼は、「これは明確な動物実験でわかっています」とはっきり言っています。
このビデオの中で、下請け企業が作業員と交わした雇用契約(機密保持条項)、および被曝作業への同意書が映像で報じられている。重要な資料と思われるので、以下に書き起こす。
◇ 雇用契約・機密保持条項 (ビデオ開始後28分32秒前後)
第4条(機密保持)
乙は、本業務を行うにあたり、東京電力第1原子力構内外を問わず、知り得た情報(書面。あるいは口頭・目視など形態に係わりなく)、厳に機密を保持するものとする。
また、各種報道機関からの取材は、業務情報の如何に関わらず一切受けないものとする。
◇ 同意書 (ビデオ開始後32分58秒前後)
東日本大震災により被害を受けた原子力発電所の状況改善のために行なう緊急作業について以下の点に同意します。
1.●●●●●●工事したことによる将来の健康リスクに対する補償として以下の金額を作業員本人に対して直接支給する。
㈰. A・B装備で作業する者に時給300円
㈪. C・D装備で作業する者に時給1000円
㈫. 被曝線量1msvにつき10,000円
2.上記補償に応じた経費相当分を別途雇用主に対して支給する。
3.●●●●●●雇用主の3者は以下の点について同意する。
㈰.緊急作業での許容被曝線量は平成23年3月11日を起算日として6ヶ月当たり60msvを上限とし、年間100msv以下とする。
㈪.3者はそれぞれ電離放射線障害防止規則に従って作業員の健康被害を防止するよう努力する。
㈫.管理された状態での被曝による健康障害は手当の範囲内に含まれる。それ以上の補償は行なわない。但し、一時に多量の放射線を浴びる被曝事故があった場合の補償は別途協議する。
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