産経新聞 2011.9.8 02:15
土浦市は小中学校などで提供される給食の食材の放射性物質濃度を検査するため、食品放射線測定器3台を購入する。購入費用は約1900万円で、11月ごろ納入される見込み。
同市によると、測定器は同市神立町の給食センターに1台、同市下高津の保健センターに2台を配置。公立の小中学校、保育所、幼稚園で提供される給食の食材を持ち込んで放射性セシウムなどの濃度を測定する。
検査は原則として毎日実施し、市ホームページや児童・生徒らに配布される給食便りなどで毎月1回報告する。
測定器が納入されるまでは水戸市の検査機関で週1回、主な食材を検査する。すでに1日からの給食開始に合わせ検査は始まっているが、これまでに放射性セシウムなどは検出されていないという。
一方、同市では保護者らが新学期を前に、放射線量が高いとされる校内の側溝の汚泥を除去する作業を実施。取り除いた汚泥は校庭の隅に掘った穴にビニールシートをかぶせ埋設した。
産経新聞
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