南相馬のクリから放射性セシウム 福島県、出荷自粛要請
福島県は6日、同県南相馬市の果樹園で採取したクリから国の基準値(1キロあたり500ベクレル)を超す2040ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。また、同市や出荷業者などに出荷の自粛を要請した。
県は7日に同市以外の11市町村でも緊急のモニタリング調査を実施する。同県の2009年産のクリの収穫量は267トンで、出荷量は77トン。
(朝日新聞9月6日)
日光の野生シカ肉から基準値超えセシウム
栃木県日光市で捕獲された野生のシカ3頭の肉から、食肉の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える同2037~590ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが7日、県や県猟友会日光支部への取材で分かった。
県によると、3頭は農作物保護のため捕獲され、肉は市場に流通しない。ハンターにはシカを捕獲しても食用にしないよう呼び掛ける方針。
検査は同支部が民間の研究機関に依頼し、独自に実施。8月下旬から9月上旬に有害鳥獣駆除のため捕獲したシカの肉を調べた。同支部によると、まず簡易検査した1頭から1キログラム当たり2037ベクレルを検出。この汚染判明に伴って別の2頭を精密検査した結果、それぞれ同940ベクレル、同590ベクレルが検出された。
県は「汚染された草などを食べたのが原因ではないか」としている。
宮城県と福島県では野生イノシシの肉から基準値を超える放射性セシウムが検出されている。(共同)
[ニッカンスポーツ2011年9月7日12時15分]
葉たばこから217ベクレルのセシウムを検出、JT「大丈夫だ、問題ない」
JT=日本たばこ産業は、これから収穫を迎える「葉たばこ」について
放射性物質の検査を行い、「問題ない」とする結果を公表しました。
JTは、10月から本格化する葉たばこの収穫を前に、
休耕中の福島を除く茨城・栃木・千葉それに静岡の4つの県で、
「黄色種」という乾燥済みの葉たばこについて放射性物質の検査を行ないました。
それによりますと、すべての検体で放射性ヨウ素は検出限界を下回りましたが、
放射性セシウムが最高で1キログラムあたり
217ベクレル検出されたということです。
葉たばこには国による規制値が定められていませんが、
JTではこの結果について、野菜などに適応される暫定規制値の
1キログラムあたり500ベクレルを下回っているため
「問題はない」と説明してます。JTでは、
今後ほかの種類の葉たばこについてもサンプリング検査を実施する方針です。
MBS毎日放送
JTのHP 黄色種葉たばこ(乾燥済)の放射性物質検査結果
茨城・栃木・千葉ではサンプルの8割ほどが汚染されています。
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