秋田魁新報 秋田のニュース 9月7日
横手市が市内の保育園や幼稚園などで行っている放射線量調査で、同市横手町の相愛保育園(萱森幹子園長、118人)の園庭芝生付近から、県が通常レベルの上限とする毎時0・086マイクロシーベルトを上回る数値が検出されたことが6日、分かった。
今後、業者が正確な数値を算出するが、一般人が自然放射線量のほかに浴び続けても健康上の心配がないとされる毎時0・114マイクロシーベルトを上回る可能性もあるという。7月下旬に張った芝生が影響したとみられる。
市は5日から、県内の業者に委託して保育園など56施設の放射線量測定を行っており、6日までに13施設の測定を終えた。測定は施設敷地内の複数の地点で数分間実施。今後、業者がデータを平均化するなどして正確な数値を算出する。
市子育て支援課によると、同保育園の調査は5日に行われた。芝生は、市内の業者が関東地方から仕入れたものだという。芝生以外は通常レベルの数値だった。
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