野田首相:原発再稼働進める 老朽化なら廃炉、新設せず 細野原発事故相:再稼働判断 第三者の意見も
9月 3rd, 2011 | Posted by in 3 今後の電力・原子力政策・行政 | 3 政府の方針と対応日経新聞 2011/9/3付
原発再稼働進める 老朽化なら廃炉、新設せず
野田佳彦首相は2日の記者会見で、安全性に不安のある老朽化した原子力発電所について、順次廃炉を進める考えを表明した。原発建設に関し て「新たに造るのは現実的に困難だ」とも指摘した。運転停止中の原発の再稼働には前向きな考えを強調。「安全性をチェックしたうえで、しっかりと地元に説 明をしながら、再稼働をしたい」との意向を示した。
再稼働については来年の電力需給が逼迫する恐れがあることを理由に挙げたうえで、電力不足が国内経済の足かせにならないよう配慮する考えを示した。今後は「国民の不安を取り除く形のエネルギーのベストミックスを構築する」と強調した。
毎日新聞 9月3日
細野原発事故相:原発再稼働判断 第三者の意見も
会見する細野豪志環境・原発事故相=首相官邸で2011年9月2日午後9時18分、武市公孝撮影
細野豪志環境・原発事故担当相は再稼働について「(ストレステストを)やりきった上で保安院に判断してもらう枠組みは維持すべきだ」と述べる一 方、それだけでは安心できない国民世論があるとして、第三者的な専門家への意見聴取や国際原子力機関(IAEA)の意見なども踏まえて最終判断すべきだと の考えを示した。【大野友嘉子】
You can follow any responses to this entry through the You can leave a response, or trackback.