東京新聞 2011年9月1日 13時54分
福島県の松本友作副知事(左)と会談する元フランス環境相のコリーヌ・ルパージュ氏=1日午前、福島県庁 |
元フランス環境相で欧州議会議員のコリーヌ・ルパージュ氏が1日、福島県庁を表敬訪問し、松本友作副知事と会談、「(福島の)子どもが世界的に認められた許容量を超えて被ばくしているのではないか」と憂慮した。
松本副知事は「年間20ミリシーベルトという基準を文部科学省はもう少し厳しくした。健康管理にも努めている」と説明。ルパージュ氏は会談後、報道陣に「子どもの被ばくは未来に影響する。これが本当の原子力災害だと思っている」と述べた。
ルパージュ氏は環境問題を中心に活動する政治家で1995~97年、フランスの環境相を務めた。
(共同)
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