アマゾン川の4キロ地下に 全長6千キロの“大河”を確認
8月 26th, 2011 | Posted by in 8 自然共同通信 8月26日
アマゾン川の地下に別の“大河”-。ブラジル国立天文台の研究グループは26日までに、アマゾン地域の地熱を調べた結果、同地域の地下約4キロにアマゾン川より幅の広い全長約6千キロの地下水脈が流れていることが分かったと発表した。
アマゾン地方の地下には大量の水が存在することは指摘されていたが、アマゾン川を上回る巨大な水流の存在が確認されたことは、未解明の謎がいまだ多いアマゾン地域を知る上で貴重な成果と言えそうだ。
同グループは研究者の名から地下水流を「ハムザ川」と命名。25日付の地元紙エスタド・ジ・サンパウロによると、ハムザ川は幅200~400キロで、アマゾン川河口付近の倍以上。ペルー、ボリビア国境からアマゾン川河口に向けて北東方向に流れている。土砂混じりのため流れは遅く、最大秒速2メートルのアマゾン川に比べ、ハムザ川の水は1年で10~100メートルしか進まない。
(共同)産経新聞
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