沖縄で栃木産腐葉土からセシウム
8月 24th, 2011 | Posted by in 1 放射能汚染不拡散希望!
全国で放射能汚染された腐葉土・堆肥の流通が問題になったのは7月下旬。現在は東北と関東甲信越、静岡等で作られた堆肥や腐葉土などが販売・使用自粛となっている。対象の地域は、東北と関東甲信越、静岡の17の都県(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県、静岡県)。7月下旬までに販売された地域は全国に及び、後追いの検査でセシウムが検出されている。
原発事故対策の基本は 止める・冷やす・閉じ込める だったのではないか?流通を通じての拡散を食い止めないと、汚染は際限なく全国へ広がってしまう。
腐葉土から基準値の44倍セシウム
沖縄タイムス 8月24日
県は23日、栃木、群馬の両県で製造され、メイクマン(浦添市)と琉球肥料(沖縄市)で販売された腐葉土から1キログラム当たり最大1万7500ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。国の基準値400ベクレルの約44倍に当たり、県内で検出された腐葉土のセシウム濃度では最も高い。
放射線量は最小で毎時0・02マイクロシーベルト、最大でも1・14マイクロシーベルト。同日、記者会見した県福祉保健部の宮里達也部長は人体への影響について、国が学校校庭での活動制限基準を毎時3・8マイクロシーベルト以上としていることなどを挙げ「直ちに健康被害が発生する蓋然(がいぜん)性は低い」とした。販売された腐葉土の回収を進め、すでに使用した場合は人から遠ざけて保管するよう求めている。
放射線濃度が最も高かったのはメイクマンが販売していた栃木産「家庭園芸腐葉土14リットル」と「同5リットル」の検体から検出。販売自粛を始めた7月25日までに2840袋販売された。
琉球肥料が販売した群馬産「特選完熟腐葉土 ふるい通し木の葉 100% 10リットル」の検体からは同709~771ベクレルで、販売数は260袋。すでにセシウム検出が判明していた琉球園材(沖縄市)の取扱品の追加検査でも9検体から同2780~5460ベクレルが検出された。別の3業者の腐葉土についても検査中。
那覇工業、那覇西の2高校で使われた栃木産腐葉土の検査で、セシウムは最大34ベクレルで基準値を下回った。
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