福島市の小中学校の80%で、1時間当たり1マイクロシーベルト以上の通学路があることがわかり、教育委員会が通学路の変更を要請しています。線量が高くて通学路を使えないような地域の学校は、危険なので直ちに疎開するべきです。
放射線で通学路見直し要請へ
NHK 8月23日
福島市のすべての小中学校が、先月、通学路の放射線量を調べたところ、80%の学校で、1時間当たり1マイクロシーベルト以上の通学路があったことが分かり、福島市教育委員会は、各学校に対してより放射線量の低いルートに見直すよう文書で要請することになりました。
東京電力福島第一原発の事故の影響で福島市では、比較的高い放射線量が測定された地区があったことから、市内72のすべての小中学校は、先月、通学路の地表から50センチの高さの放射線量を調べました。その結果、80%に当たる59校で、放射線量が1時間当たり1マイクロシーベルト以上の通学路があったことが分かりました。また3マイクロシーベルト以上の通学路は9か所あり、最も高い値は8.17マイクロシーベルトだったということです。このため福島市教育委員会は、各学校に対し、放射線量の高い通学路をより線量の低いルートに見直すよう文書で要請することになりました。できるだけ早く各校に通学路の見直しを終えてもらい、新しい通学路を子どもと保護者に伝えることにしています。福島県教育委員会によりますと、原発の事故のあと、放射線量を理由に、学校に通学路の見直しを要請するのは、福島市が初めてということです。
NHK
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