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宮城県登米市の稲から11.6ベクレル/kgのセシウム

8月 16th, 2011 | Posted by nanohana in 1 放射能汚染 | 1 食品

宮城県登米市が行った稲と水田土壌の放射性物質測定の結果を発表、稲体からセシウムが検出されている。

稲体の測定結果

区分採取場所 放射性ヨウ素
単位:ベクレル/kg
放射性セシウム濃度(Cs134、Cs137)
単位:ベクレル/kg
登米市東和町 検出せず 3.7
登米市登米町 検出せず 2.9
登米市中田町 検出せず 11.6
登米市豊里町 検出せず 2.1
登米市米山町 検出せず 検出せず
登米市南方町 検出せず 8.0

※「検出せず」とは検出下限値未満を意味します。

登米市の稲の生育状況は、検査の時点で穂が若干出ているくらいということで、この検査の対象は玄米、もしくはもみなどではなく、稲体となっている。検査対象の稲体とは稲のどこの部分を指すのか問い合わせたところ、地面ぎりぎりで切った稲のすべての部分との事だった。

宮城県の米どころとして知られる登米市は、県内一の水稲作付面積を持つことから、県に先駆けて独自検査を行っていた。

同時に行われた水田土壌の調査も発表されており、53~170ベクレル/Kgとなっている。
農水省が行っている稲の作付け規制はセシウム5000Bq/kgの以上。放射能の汚染がこの数値以下の水田では作付けが行われている。今後、5000ベクレルに近い汚染水田から作られた米からはどれほどのセシウムが検出されるのか?

下記は登米市HPからの転載

市内の稲と水田土壌に含まれる放射性物質の測定結果

平成23年8月11日~13日に実施した稲と水田土壌に含まれる放射性物質の調査の結果、登米市内6カ所から採取したものからは、下記のとおり測定しました。不検出または暫定規制値等を大きく下回る測定結果となっております。

なお、残りの3地区は8月16日に検査を予定しており、結果が出次第お知らせします。

測定年月日     平成23年8月11日~13日(採取日:平成23年8月10日、11日)
測定機関          財団法人  宮城県公衆衛生協会

稲体の測定結果

区分採取場所 放射性ヨウ素
単位:ベクレル/kg
放射性セシウム濃度(Cs134、Cs137)
単位:ベクレル/kg
登米市東和町 検出せず 3.7
登米市登米町 検出せず 2.9
登米市中田町 検出せず 11.6
登米市豊里町 検出せず 2.1
登米市米山町 検出せず 検出せず
登米市南方町 検出せず 8.0

※「検出せず」とは検出下限値未満を意味します。

※稲体の基準値はありませんが、穀類の食品衛生法暫定規制値は500ベクレル/kgとされています。

水田土壌の測定結果

区分採取場所 放射性ヨウ素
単位:ベクレル/kg
放射性セシウム濃度(Cs134、Cs137)
単位:ベクレル/kg
土壌中の放射性セシウム濃度の上限値
登米市東和町 検出せず 105 5,000
登米市登米町 検出せず 67
登米市中田町 検出せず 170
登米市豊里町 検出せず 53
登米市米山町 検出せず 59
登米市南方町 検出せず 123

※「検出せず」とは検出下限値未満を意味します。

【問い合わせ】
産業経済部農産園芸畜産課 電話:

 




 

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