北海道新聞 ８月１３日
高橋はるみ知事は１２日、調整運転中の北海道電力泊原発（後志管内泊村）３号機の営業運転再開を容認する考えを１６ 日にも表明する方針を固めた。原子力政策を審議する道議会特別委員会を１６日にも開き、委員会での議論と地元町村の意向を踏まえた上で海江田万里経済産業 相に道として再開に同意することを伝える。海江田氏はこれを受けて検査終了証を交付、同日中にも３号機は営業運転に移行する。
知事は地元としての意見集約に向け、１１日から道議会や泊原発から半径１０キロ圏内の後志管内４町村（泊、岩内、共和、神恵内）との協議を開始した。
１２日には、道議会との間で産炭地域振興・エネルギー問題調査特別委員会を１６日か１７日に開き、３号機の営業運転再開に対する道としての考え方を説明し、議論する方向で最終調整に入った。
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原発に対する私の意見としまして
＊＊この事は人間の愚かさがまさに原発事故のこの現状を作っている。
そのことは今・・聖書が詠っているように人類は滅びようとしている。
・・天災・震災が起きることは人類の過去の過ちを直しなさい、もっと人間であるべき人間としての技量・器を見直し人間としての本来の姿・正しい生き方を選びなさい・・と・神は・・忠告をしその人間への試練を投げかけているかのように私は思えます。 そのことは、江戸の時代より人間同士の殺し合いは終戦の今日までも続いていた。同時に核開発による多くの原爆実験に伴う地球環境の破壊そして原爆による戦争被害者も多く生まれ、その中において人間は生活を営んできたのである。この様な人類の進化過程そしてその地球環境の中において人類は生存してきました。その人間と云う生き物は一つの動物の固まりでも有りました。・・・そして現代の科学文化の中それらがはぐくまれて来ましたが人類の過ちはまだまだつづいて居るのです。
近代国家日本にとっても原発は貴重なエネルギー源かも分りません。しかし先般の東北大震災を見てみると人間の持っている力・能力・科学の力には当然その限界がありこの災難から原発の崩壊を防ぐ事は出来ませんでした。北陸電力も関西電力も九電も日本の全ての企業そして電力会社が東電を助けることすら現実不可能で有りました。
このことは北海道の泊まり原発にまた大震災が訪れた時は誰も原子炉の惨事から国民の健康と日本の環境を守る事が出来ないのが現状の事実でも有ります。泊まり原発もたとえ津波に対する防壁或いは震度に耐える耐震装置が出来たとしても・・・それは震災の大きさから見ると赤子の手をひねるようなことでしょう。関東大震災においてもビルデングさえ一瞬のうちガレキのもくずとなってしまうように、原子炉建屋も一瞬のうちに崩壊をします。その時例えば石炭・ガス・水力・風力をエネルギーとする発電所は全てまたそのガレキをかたずけまた新たに建設をすればよい問題で済まされますが・・・ここで大切な事は、原発事故の場合はその対応策がどうすることも出来なくなるのが現状の問題点でも有ります。まず補修をするにしても崩壊した原子炉建屋に放射能拡散のため人間が近づけない・・・つまり今現在の世界中の技術者・科学者が集まっても人間の力ではどうすることも出来ないのが現状なのです。この現実を改めて考えてみた時、知事はまたはその関係者・企業体等はどの様に国民の環境保全に対して考えておられるのでしょうか ? 私を含め知事も神様ではありませんの・・・ここは社会の企業・経済・そして雇用を守ることよりも、その先にまずこの企業体(北陸電力等)の生命をまもること、そして国民の健全なる環境を守ることから始めなくてはなりません。このことについて原子炉問題の中途半端な技術の危険さ・恐ろしさについて再認識を改めて考え直し人類を守るために再検討を考えて欲しいところであります。
以上、原発再開について抗議の意見とします。宜しくお願い致します。最後に、知事・そして多くの関係者の方々の益々の繁栄を心よりお祈り申し上げます。