政府の原子力災害現地対策本部と県は26日、海水魚と海藻、河川と養殖の魚類計40検体のモニタリング検査を発表した。
夏井川(いわき市)のアユと、阿武隈川本・支流(福島市)のヤマメ、同河川支流の摺上川(同市)のウグイ、秋元湖(猪苗代町、北塩原村)のヤマメから、 食品衛生法に基づく暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出。いわき市四倉沖のヒジキと同市豊間沖のアラメの海藻類も基準 値を上回った。県は同日、禁漁期間中のアユと出漁を控えている海藻類を除くヤマメ、ウグイの採捕自粛を要請した。
県によると、夏井川のアユが620ベクレル、阿武隈川のヤマメは990ベクレル、秋元湖は640ベクレル、摺上川のウグイが800ベクレルをそれぞれ検 出した。ヒジキはヨウ素が2200ベクレル、セシウム1100ベクレル、アラメはセシウムを970ベクレル検出した。
(2011年5月27日 福島民友ニュース)
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