放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 8月4日
築地で この放射能の影響で、卸業者がやめているという噂があったので、関係者に聞いてみました。そういう話はなかったのですが、面白い話を二つ聞きました。一つ 目は、魚の値段が変化している事です。「太平洋のマグロとインド洋のマグロだと、近海の太平洋のマグロの方がもちろん高値でした。中身が違う。その値段の 逆転がはじまっている。味とは関係なく、これは、あきらかに放射能の影響がでてきている。消費者の志向の反映でしょう。インド洋マグロが高くなってきたの は。安全だと思うほうを選ぶ感覚の反映でしょう」と。さらに続けての話では「築地の市場と言うのは、卸は経営は年配の人が多いから、この件でたたむと言う 話はまるで聞かないけど、ビキニの核実験の頃に、あのあたりの魚が売れなくなったのと似ていると話している。もちろん、今回は、その規模の話ではないけ ど」と。市場でこういうお仕事をされていると、いつもは家に、家族のために、余った魚を持ち帰るのが日課だったのですが、これがぱったり止まったそうで す。築地の市場は、全国各地から魚はくるのですが、やはり主な漁場は静岡から北海道沿岸の特に太平洋側。自分たちが主に扱っている魚がどのくらいのリスク があるのかがわからないことが背景にあります。
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