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「いったい、みんな何を食べているのかな」 毎日がサバイバルな東京・食事事情

8月 4th, 2011 | Posted by nanohana in 1 放射能汚染 | 1 食品

放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 8月4日

築地で この放射能の影響で、卸業者がやめているという噂があったので、関係者に聞いてみました。そういう話はなかったのですが、面白い話を二つ聞きました。一つ 目は、魚の値段が変化している事です。「太平洋のマグロとインド洋のマグロだと、近海の太平洋のマグロの方がもちろん高値でした。中身が違う。その値段の 逆転がはじまっている。味とは関係なく、これは、あきらかに放射能の影響がでてきている。消費者の志向の反映でしょう。インド洋マグロが高くなってきたの は。安全だと思うほうを選ぶ感覚の反映でしょう」と。さらに続けての話では「築地の市場と言うのは、卸は経営は年配の人が多いから、この件でたたむと言う 話はまるで聞かないけど、ビキニの核実験の頃に、あのあたりの魚が売れなくなったのと似ていると話している。もちろん、今回は、その規模の話ではないけ ど」と。市場でこういうお仕事をされていると、いつもは家に、家族のために、余った魚を持ち帰るのが日課だったのですが、これがぱったり止まったそうで す。築地の市場は、全国各地から魚はくるのですが、やはり主な漁場は静岡から北海道沿岸の特に太平洋側。自分たちが主に扱っている魚がどのくらいのリスク があるのかがわからないことが背景にあります。

それでも、まだ家で食事をするだけなら、自分で産地を細かく調べれば、なんとかなるかもしれませんが、外食をせざるを得ない仕事環境の女性からはちょっとした悲鳴が聞こえてきます ・・・
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