セシウム基準値超えのシイタケ流通 福島から計157キロ
日経新聞 2011/7/16 10:02
福島県は16日までに、同県伊達市と本宮市の農家2戸のビニールハウスで栽培された原木シイタケから、それぞれ暫定規制値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える1770ベクレルと560ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
伊達市からは7日から12日にかけ、福島市内のスーパーなどに28キロが、本宮市からは2日から15日にかけ、東京・大田市場に129キロがそれぞれ出荷されている。
県は伊達、本宮両市の全域を対象に、施設栽培の原木シイタケの出荷自粛を要請。農家2戸に対し、出荷したシイタケの回収を求めた。最近の暑さで温度調整のためにハウスを開放することもあったという。
伊達市では6月30日、局所的に放射線量が高いホットスポットが特定避難勧奨地点に指定されたため、今回初めて施設栽培のシイタケを調査した。伊達、本宮両市とも露地栽培のシイタケは出荷制限が続いている。〔共同〕
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