定期検査の最終検査を受けずに「調整運転」と称して4ヶ月も稼働を続けていた2機の原発のうち1機、関電・大飯1号機がトラブルのため今日中に停止することになりました。
経産省はこの原発を「調整運転」から「通常運転」へと移行することで、「運転再開」の既成事実を作ろうと関電に最終検査をうけるように要請。関電も検査申請に応じると報道されていた矢先の出来事です。
これで、長期の「調整運転」というグレーゾーン運用を続ける原発は北電・泊3号機のみとなり、民意の注目の中、最終検査を受けて通常運転を開始できるのか、北電の判断も、高橋北海道知事の判断もより微妙になったのではないでしょうか。
関電、大飯原発1号機停止へ 復旧時期のメド立たず
出力の3.8%、関西で電力需給一段と厳しく
関西電力は16日、大飯原子力発電所1号機(福井県おおい町、出力117万5000キロワット)で、同日午後1時ごろから同午後9時ごろ にかけて原子炉を手動停止させると発表した。15日夜に緊急冷却用のホウ酸水をためる「蓄圧タンク」の圧力が保安規定の制限値を下回ったため、原子炉を止 め原因を調べる。復旧時期のメドは立っていない。放射能漏れはないという ・・・・
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