東京都は8日、福島県南相馬市産の牛肉から食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)の約5倍に当たる2300ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。厚生労働省によると、食肉から規制値を超えるセシウムが検出されたのは初めて。福島県は同日、同市に対し出荷自粛を要請した。
検出されたのは、南相馬市の緊急時避難準備区域内の農家から、都立芝浦と場に搬入された牛11頭のうちの1頭。残りの10頭は現在検査中。11頭分全ての食肉は都が保管しており、市場には流通していない。都は、同区域や計画的避難区域などから出荷される家畜の食肉検査に協力している。
You can follow any responses to this entry through the You can leave a response, or trackback.